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srv_paramstatus (拡張ストアド プロシージャ API)

ms164620.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
この機能は、Microsoft SQL Server の将来のバージョンで削除されます。新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションはできるだけ早く修正してください。代わりに、CLR 統合を使用してください。

特定のリモート ストアド プロシージャ呼び出しのパラメータの状態を返します。

構文


int srv_paramstatus (
SRV_PROC *
srvproc
,
int
n 
);

引数

  • srvproc
    特定のクライアント接続のためのハンドル (この場合は、リモート ストアド プロシージャ呼び出しを受け取るハンドル) である SRV_PROC 構造体を指すポインタです。この構造体には、アプリケーションとクライアントの間の通信やデータを管理するために、拡張ストアド プロシージャ API ライブラリで使用する情報が格納されます。
  • n
    パラメータの番号を示します。最初のパラメータは 1 です。

戻り値

このパラメータの状態フラグを示す int 値を返します。現在、フラグは 1 つだけあります。ビット 0 が 1 に設定されている場合、パラメータは戻りパラメータです。n 番目のパラメータがない場合、またはリモート ストアド プロシージャがない場合は、-1 を返します。

解説

このルーチンは、リモート ストアド プロシージャ呼び出しのパラメータに関する状態フラグを返します。

パラメータには、リモート ストアド プロシージャを使用してクライアントとアプリケーションとの間で受け渡しされるデータが格納されます。クライアントは戻りパラメータとして特定のパラメータを指定できます。この戻りパラメータには、アプリケーションからクライアントに返す値を格納できます。

現在使用されている唯一の状態フラグは、パラメータが戻りパラメータかどうかを示すものです。

パラメータを指定してリモート ストアド プロシージャを呼び出す場合、パラメータは名前で指定することも、名前を使用せずにその位置を指定して渡すこともできます。名前によるパラメータ指定と位置によるパラメータ指定を混合してリモート ストアド プロシージャを呼び出すと、エラーが発生します。エラーが発生しても SRV_RPC ハンドラは呼び出されますが、パラメータが存在しないと見なされ、srv_rpcparams は 0 を返します。

ms164620.security(ja-jp,SQL.90).gifセキュリティ メモ :
拡張ストアド プロシージャのソース コードを十分に確認し、コンパイルした DLL をテストしたうえで実稼働サーバーにインストールしてください。セキュリティの確認およびテストの詳細については、Microsoft の Web サイトを参照してください。

参照

関連項目

srv_rpcparams (拡張ストアド プロシージャ API)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手