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srv_pfield (拡張ストアド プロシージャ API)

ms164690.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
この機能は、Microsoft SQL Server の将来のバージョンで削除されます。新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションはできるだけ早く修正してください。代わりに、CLR 統合を使用してください。

データベース接続に関する情報を返します。

構文


DBCHAR * srv_pfield (
SRV_PROC *
srvproc
,
int 
field
,
int *
len
);

引数

  • srvproc
    データベース接続を特定するポインタです。
  • field
    その接続について返すデータを指定します。

    戻り値

    SRV_APPLNAME

    接続の確立時にクライアントから提供されたアプリケーション名。

    SRV_BCPFLAG

    クライアントが一括コピー操作の準備中である場合は TRUE、それ以外の場合は FALSE を示すフラグ。

    SRV_CLIB

    クライアントがサーバーと通信できるようにするライブラリの名前。

    SRV_CPID

    クライアント ソース コンピュータのクライアント プロセス ID。

    SRV_HOST

    接続の確立時にクライアントから提供されたクライアント コンピュータの名前。

    SRV_LIBVERS

    クライアント ライブラリのバージョン。

    SRV_LSECURE

    フラグ。その接続で、ログインに統合セキュリティを使用した場合は TRUE を示します。

    SRV_NETWORK_MODULE

    接続に使用された Net-Library DLL の名前。

    SRV_NETWORK_VERSION

    接続に使用された Net-Library DLL のバージョン。

    SRV_NETWORK_CONNECTION

    現在の srvproc 接続で使用した Net-Library DLL に渡された接続文字列。

    SRV_PIPEHANDLE

    接続されたクライアントのパイプ ハンドルを格納した文字列。名前付きパイプを使用しないネットワークにクライアントが接続されている場合は NULL。このハンドルを Microsoft Windows で有効なパイプ ハンドルとして使用するには、この文字列を整数に変換します。

    SRV_RMTSERVER

    クライアント プロセスのログイン元であるサーバー。クライアントからのログインの場合、この値は空文字列になります。

    SRV_ROWSENT

    現在の結果セットについて、srvproc で送信済みの行数。

    SRV_SPID

    srvproc のサーバー スレッド ID。拡張ストアド プロシージャでは、この値は sys.sysprocesseskpid 列に等しく、時間の経過に伴って変化します。

    SRV_SPROC_CODEPAGE

    マルチバイト データを解釈するためにサーバーで使用するコード ページ。

    SRV_STATUS

    srvproc の現在の状態 ("running" または "closed")。

    SRV_TYPE

    srvproc の接続の種類。"server" が返される場合、srvproc は SQL Server のインスタンスを拠点としています。"client" が返される場合、srvproc は DB-Library クライアントまたは ODBC クライアントを拠点としています。

    SRV_USER

    接続のユーザー名。

  • len
    返された field 値の長さを格納した int 型変数を指すポインタです。len が NULL の場合、文字列の長さは返されていません。

戻り値

SRV_PROC 構造体にある指定されたフィールドの現在値を格納した NULL 終端文字列へのポインタを返します。フィールドが空の場合は空文字列への有効なポインタが返され、len は 0 になります。フィールドが指定されていない場合は NULL を返し、len は -1 になります。

ms164690.security(ja-jp,SQL.90).gifセキュリティ メモ :
拡張ストアド プロシージャのソース コードを十分に確認し、コンパイルした DLL をテストしたうえで実稼働サーバーにインストールしてください。セキュリティの確認およびテストの詳細については、Microsoft の Web サイトを参照してください。