次の方法で共有


srv_sendrow (拡張ストアド プロシージャ API)

ms164728.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
この機能は、Microsoft SQL Server の将来のバージョンで削除されます。新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションはできるだけ早く修正してください。代わりに、CLR 統合を使用してください。

クライアントに 1 行のデータを送信します。

構文


int srv_sendrow ( SRV_PROC *
srvproc 
);

引数

  • srvproc
    特定のクライアント接続のためのハンドル (この場合は、言語要求を受け取るハンドル) である SRV_PROC 構造体を指すポインタです。この構造体には、アプリケーションとクライアントの間の通信やデータを管理するために、拡張ストアド プロシージャ API ライブラリで使用する情報が格納されます。

戻り値

SUCCEED または FAIL を返します。

解説

srv_sendrow 関数は、クライアントに送信される各行につき 1 回呼び出されます。srv_sendmsgsrv_status、または srv_senddone を使用してメッセージ、状態値、または完了状態を送信する前に、すべての行をクライアントに送信しておく必要があります。

srv_describe によってすべての列を定義していない行を送信すると、拡張ストアド プロシージャ API アプリケーションで情報エラー メッセージが生成され、クライアントに FAIL が返されます。この場合、その行は送信されません。

ms164728.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
拡張ストアド プロシージャ API ではクライアントへの計算行の送信はサポートされません。また、ntext 型、text 型、または image 型のデータを格納している行をクライアントに送信した場合、テキスト ポインタおよびテキスト タイムスタンプは含まれません。
ms164728.security(ja-jp,SQL.90).gifセキュリティ メモ :
拡張ストアド プロシージャのソース コードを十分に確認し、コンパイルした DLL をテストしたうえで実稼働サーバーにインストールしてください。セキュリティの確認およびテストの詳細については、Microsoft の Web サイトを参照してください。

参照

関連項目

srv_describe (拡張ストアド プロシージャ API)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手