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Analysis Services プロジェクトの作成

ここでは、Business Intelligence Development Studio を開き、Analysis Services Tutorial という名前の Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) プロジェクトを新規に作成します。このプロジェクトの作成には、Analysis Services プロジェクト テンプレートを使用します。プロジェクトとは、関連するオブジェクトのコレクションです。プロジェクトはソリューションに追加され、各ソリューションは 1 つ以上のプロジェクトで構成されます。詳細については、「Analysis Services プロジェクトの定義」を参照してください。

Analysis Services プロジェクトを作成するには

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム][Microsoft SQL Server 2005] の順にポイントして、[SQL Server Business Intelligence Development Studio] をクリックします。

    Microsoft Visual Studio 2005 の開発環境が開きます。

  2. [スタート ページ] タブを閉じます。Visual Studio の [ファイル] メニューをクリックし、[新規作成] をポイントして、[プロジェクト] をクリックします。

    ここでは、Business Intelligence Development Studio を使用して数種類のプロジェクトを作成します。Visual Studio と共にインストールされたテンプレート、またはユーザー定義のテンプレートを基にしてプロジェクトを作成できます。インストールされるテンプレートは、ユーザーがインストールする Microsoft SQL Server 2005 コンポーネントによって異なります。

  3. [新しいプロジェクト] ダイアログ ボックスの [プロジェクトの種類] ペインで [ビジネス インテリジェンス プロジェクト] をクリックします。次に、[テンプレート] ペインで [Analysis Services プロジェクト] をクリックします。

    ダイアログ ボックスの下部に、既定のプロジェクト名、既定のソリューション名、およびプロジェクトの既定の場所が表示されます。既定では、新しいディレクトリがこのソリューションに作成されます。

  4. プロジェクト名を「Analysis Services Tutorial」に変更します。プロジェクト名を変更すると、ソリューション名も自動的に変更されます。[OK] をクリックします。

Analysis Services プロジェクト テンプレートを基にして Analysis Services Tutorial プロジェクトを作成しました。このプロジェクトは、同じ名前のソリューション (Analysis Services Tutorial) に格納されています。

次の図は、Visual Studio 開発環境に表示されている Analysis Services Tutorial プロジェクトです。

Analysis Services のチュートリアル プロジェクト

Business Intelligence Development Studio のコンポーネント

新しい Analysis Services プロジェクトを開くと、ソリューション エクスプローラと [プロパティ] ウィンドウがドッキングされた状態で表示されます。サーバー エクスプローラ、[ツールボックス]、[タスク一覧]、[エラー一覧] の各ウィンドウは、ドッキングされてはいますが表示されていません。これらのウィンドウが最小化される場所は、各ウィンドウがドッキングされている場所によって Visual Studio 開発環境の左、右、または下部のいずれかになります。表示されていないウィンドウを表示するには、非表示のウィンドウのタブにポインタを置きます。ウィンドウの表示と非表示を切り替えるには、[自動的に隠す] ボタンをクリックします。開いているウィンドウを誤って閉じてしまった場合は、[表示] メニューから再び開くことができます。

次の表は、新しい Analysis Services プロジェクトを開いたときに表示されるウィンドウとその説明です。

ソリューション エクスプローラ

Analysis Services プロジェクトのオブジェクトがツリー形式で表示されます。ソリューションには複数のプロジェクトを追加でき、さらに各プロジェクトには 1 つ以上のアイテムを格納できます。プロジェクトには、そのプロジェクトに対して定義できる各種オブジェクトのフォルダが含まれています。これらのオブジェクトは、そのプロジェクトの作成時に使用したテンプレートの情報に基づいています。Analysis Services プロジェクトには、[データ ソース][データ ソース ビュー][キューブ][ディメンション][マイニング構造][ロール][アセンブリ]、および [その他] フォルダがあります。

プロパティ

選択したオブジェクトのプロパティのコレクションが表示されます。

このレッスンの次の作業

データ ソースの定義

参照

その他の技術情報

Analysis Services プロジェクトの定義
Business Intelligence Development Studio での開発方法 (SSAS)
Analysis Services プロジェクトの定義

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手