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参照変換の追加と構成

更新 : 2005 年 12 月 5 日

ソース ファイルからデータを取り出すフラット ファイルを構成したので、次は、CurrencyKey および TimeKey の値を取得する際に必要な参照変換を定義します。参照変換は、指定の入力列のデータを参照データセットの列に結合することにより、参照を実行します。参照データセットは、既存のテーブル、既存のビュー、新しいテーブル、または SQL ステートメントの結果のいずれかになります。参照変換は、OLE DB 接続マネージャを使用して、参照データセットのソースとなるデータを含むデータベースに接続します。

このチュートリアルでは、次の 2 つの参照変換コンポーネントをパッケージに追加し、構成します。

  • DimCurrency ディメンションの CurrencyKey 列から取得される値を参照する変換コンポーネント。CurrencyID 列の値と一致する値をフラット ファイルから探します。
  • DimTime ディメンションの TimeKey 列から取得される値を参照する変換コンポーネント。CurrencyDate 列の値と一致する値をフラット ファイルから探します。

どちらの場合も、以前に作成した OLE DB 接続マネージャを使用します。

Lookup Currency Key 変換を追加および構成するには

  1. [ツールボックス][データ フロー変換] を展開し、[参照] を、[データ フロー] タブのデザイン画面にドラッグします。[参照] を [Extract Sample Currency Data] ソースのすぐ下に置きます。

  2. [Extract Sample Currency Data] フラット ファイル ソースをクリックします。次に、緑色の矢印を、新しく追加した [参照] 変換までドラッグして、これら 2 つのコンポーネントを接続します。

  3. [データ フロー] デザイン画面で、新しく追加した [参照] 変換を右クリックし、[名前の変更] をクリックします。参照変換の名前を「Lookup Currency Key」に変更します。

  4. [Lookup Currency Key] 変換をダブルクリックします。

  5. [参照変換エディタ] ダイアログ ボックスの [OLE DB 接続マネージャ] ボックスに、localhost.AdventureWorksDW が表示されていることを確認します。

  6. [テーブルまたはビューを使用する] ボックスで、[dbo].[DimCurrency] を選択するか、または入力します。

  7. [列] タブをクリックします。

  8. [使用できる入力列] パネルの [CurrencyID][使用できる参照列] パネルにドラッグし、[CurrencyAlternateKey] の上にドロップします。

  9. [使用できる参照列] ボックスの一覧で、[CurrencyKey] の右側のチェック ボックスをオンにします。

  10. [OK] をクリックします。

  11. [Lookup Currency Key] 変換を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  12. [プロパティ] ウィンドウで、[LocaleID] プロパティが [英語 (米国)] に、[DefaultCodePage] プロパティが [1252] に設定されていることを確認します。

Lookup Date Key 変換を追加および構成するには

  1. [ツールボックス][参照] をクリックし、[データ フロー] デザイン画面までドラッグします。[参照] を [Lookup Currency Key] のすぐ下に置きます。

  2. [Lookup Currency Key] 変換をクリックします。緑色の矢印を、新しく追加した [参照] 変換までドラッグして、これら 2 つのコンポーネントを接続します。

  3. [データ フロー] デザイン画面で、新しく追加した [参照] 変換を右クリックし、[名前の変更] をクリックします。名前を「Lookup Date Key」に変更します。

  4. [Lookup Date Key] 変換をダブルクリックします。

  5. [参照変換エディタ] ダイアログ ボックスの [OLE DB 接続マネージャ] ボックスに、localhost.AdventureWorksDW が表示されていることを確認します。

  6. [テーブルまたはビューを使用する] ボックスで、[dbo].[DimTime] を選択するか、または入力します。

  7. [列] タブをクリックします。

  8. [使用できる入力列] パネルの [CurrencyDate][使用できる参照列] パネルにドラッグし、[FullDateAlternateKey] の上にドロップします。

  9. [使用できる参照列] ボックスの一覧で、[TimeKey] の右側のチェック ボックスをオンにします。

  10. [OK] をクリックします。

  11. [Lookup Date Key] 変換を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  12. [プロパティ] ウィンドウで、[LocaleID] プロパティが [英語 (米国)] に、[DefaultCodePage] プロパティが [1252] に設定されていることを確認します。

このレッスンの次の作業

OLE DB 変換先の追加と構成

参照

その他の技術情報

参照変換

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2005 年 12 月 5 日

新しい内容
  • ロケールのプロパティを確認する手順を追加。