バインドされた 2 つのセッションが共有するのはトランザクションとロックだけです。各セッションはそれぞれの分離レベルを保持し、一方のセッションで新しい分離レベルを設定しても、もう一方のセッションの分離レベルには影響しません。各セッションは引き続きセキュリティ アカウントによって識別されます。またこれらのセッションは、そのアカウントに権限が与えられているデータベース リソースにしかアクセスできません。
sp_bindsession では、バインド トークンを使用して、複数の既存のクライアント セッションをバインドします。これらのクライアント セッションは、バインド トークンを取得したデータベース エンジンのインスタンス上に存在する必要があります。セッションとは、クライアントが実行しているコマンドのことです。バインドされたデータベース セッションは、トランザクションとロック領域を共有します。
データベース エンジンの 1 つのインスタンスから取得したバインド トークンは、DTC トランザクションの場合でも、別のインスタンスに接続するクライアント セッションには使用できません。バインド トークンは、各インスタンス内でローカルに有効なだけで、複数のインスタンスにわたって共有することはできません。データベース エンジンの別のインスタンスにあるクライアント セッションをバインドするには、sp_getbindtoken を実行して別のバインド トークンを取得する必要があります。
sp_bindsession では、アクティブでないトークンを使用するとエラーが発生して失敗します。
セッションからのバインドの解除は、bind_token を指定せずに sp_bindsession を使用するか、bind_token に NULL を渡すことにより実行できます。