データ ソース ビュー内のテーブルまたは名前付きクエリの置換

データ ソース ビュー デザイナでは、データ ソース ビュー内のテーブル、ビュー、または名前付きクエリを、同じデータ ソースまたは異なるデータ ソースの別のテーブルやビュー、あるいはデータ ソース ビューで定義されている名前付きクエリに置換できます。テーブルを置換した場合、データ ソース ビュー内のテーブルのオブジェクト ID は変更されないので、Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) データベースまたはプロジェクト内でそのテーブルを参照している他のすべてのオブジェクトは、そのテーブルを参照し続けます。名前や列の型の一致に基づいて、引き続き関連のあるリレーションシップは維持されます。これに対して、テーブルを削除して追加した場合、参照とリレーションシップは失われるので、再作成する必要があります。

メモ :
テーブルを別のテーブルに置換するには、プロジェクト モードのデータ ソース ビュー デザイナ内のソース データに対するアクティブな接続が必要です。

データ ソース ビュー内のテーブルをデータ ソース内の別のテーブルに置換することが最も頻繁に行われます。ただし、名前付きクエリをテーブルに置換することもできます。たとえば、以前にテーブルを名前付きクエリに置換し、今回はテーブルに戻す場合があります。

重要 :
データ ソース内のテーブルの名前を変更した場合は、データ ソース ビューを更新する前に、テーブルの置換手順を実行し、名前を変更したテーブルをデータ ソース ビュー内の対応するテーブルのソースとして指定します。置換および名前変更の手順を完了すると、データ ソース ビュー内のテーブル、テーブルの参照、およびテーブルのリレーションシップが維持されます。この手順を実行しないと、データ ソース ビューを更新したときに、データ ソース内の名前を変更したテーブルは削除されたと見なされます。詳細については、「データ ソース ビューでのスキーマの更新 (Analysis Services)」を参照してください。

テーブルまたは名前付きクエリを別のテーブルまたは名前付きクエリに置換する方法については、「データ ソース ビュー デザイナを使用してデータ ソース ビュー内のテーブルまたは名前付きクエリを置換する方法」を参照してください。

参照

概念

データ ソース ビューの操作 (Analysis Services)

その他の技術情報

データ ソース ビューの操作について (SSAS)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴