文字列連結演算子 (Transact-SQL)

プラス記号 (+) は、文字列を連結できるようにする文字列連結演算子です。その他のすべての文字列の操作は、SUBSTRING などの文字列関数を使用して行います。

既定では、空文字列は、INSERT ステートメントや varchar 型データの代入ステートメントにおいて、1 つの空文字列と見なされます。varchar 型、char 型、または text 型のデータを連結する場合、空文字列は 1 つの空文字列と見なされます。たとえば、'abc' + '' + 'def' は、'abcdef' として格納されます。しかし、互換性レベルの設定値が 65 の場合、空の定数は 1 つの空白文字として扱われるので、'abc' + ''+ 'def' は 'abc def' として格納されます。互換性レベルの設定と空文字列の解釈に関する詳細については、「sp_dbcmptlevel (Transact-SQL)」を参照してください。

2 つの文字列を連結する場合、結果式の照合順序は、照合順序の優先順位の規則に従って設定されます。詳細については、「照合順序の優先順位 (Transact-SQL)」を参照してください。

参照

関連項目

演算子 (Transact-SQL)

その他の技術情報

文字列連結演算子 (データベース エンジン)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手