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nested triggers オプション

nested triggers オプションを使用して、AFTER トリガーを連鎖できるかどうかを制御します。つまり、1 つの操作が別のトリガーを開始し、開始されたトリガーからさらに別のトリガーを開始するなどの動作ができるかどうかを制御します。nested triggers を 0 に設定すると、AFTER トリガーは連鎖できません。nested triggers を 1 (既定値) に設定すると、AFTER トリガーは 32 レベルまで連鎖できます。INSTEAD OF トリガーは、このオプションの設定に関係なく入れ子にできます。

この設定はすぐに適用されます。サーバーを再起動する必要はありません。

SQL Server 2000 では、INSTEAD OF トリガー内で入れ子になった AFTER トリガーは、nested triggers サーバー構成オプションがオフになっていれば起動されません。SQL Server 2005 以降では、INSTEAD OF トリガー内で入れ子になっている最初の AFTER トリガーは、nested triggers サーバー構成オプションが 0 に設定されていても起動されます。ただし、この設定では、後続の AFTER トリガーは起動されません。アプリケーションに入れ子になったトリガーがないかどうかを調査し、nested triggers サーバー構成オプションが 0 に設定されている場合の動作に関して、アプリケーションがビジネス ルールに従っているかどうかを判断し、その後、適切な変更を加えることをお勧めします。