追加接続の認証

ここまでの作業で、管理者として SQL Server に接続できました。次に行う最初の作業の 1 つに、他のユーザーの接続の認証があります。これには、ログインを作成し、そのログインに対し、ユーザーとしてデータベースにアクセスすることを認証します。ログインは Windows 認証ログインまたは SQL Server 認証ログインです。Windows 認証ログインは管理者の Windows 資格情報を使用します。SQL Server 認証ログインは管理者のネットワーク資格情報に依存せず、認証情報は SQL Server に保存されます。できるだけ Windows 認証を使用してください。

Windows 認証ログインを作成するには

  1. 前の作業で、Management Studio を使用してデータベース エンジンに接続しました。次に、オブジェクト エクスプローラでサーバー インスタンスを開き、[セキュリティ] を展開して [ログイン] を右クリックし、[新しいログイン] をクリックします。

    [ログイン - 新規作成] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [全般] ページの [ログイン名] ボックスに、Windows ログインを <ドメイン>\<ログイン> の形式で入力します。

  3. [既定のデータベース] ボックスで、[AdventureWorks] が有効な場合はこれを選択します。有効でない場合は [master] を選択します。

  4. [サーバー ロール] ページで、新しいログインを管理者として設定する場合は [sysadmin] をクリックします。管理者として設定しない場合は空白にします。

  5. [ユーザー マッピング] ページで、AdventureWorks データベースが有効な場合はこのデータベースに対し [Map] を選択します。有効でない場合は [master] を選択します。ここで、[ユーザー] ボックスにログインが表示されたことに注目してください。ダイアログ ボックスを閉じると、データベースにこのユーザーが作成されます。

  6. [既定のスキーマ] ボックスに「dbo」と入力し、ログインをデータベース管理者スキーマにマップします。

  7. [セキュリティ保護可能なリソース] ボックスと [状態] ボックスには既定の設定をそのまま使用します。[OK] をクリックするとログインが作成されます。

注意注意

上記は開始するための基本的な情報です。SQL Server では優れたセキュリティ環境が提供されます。セキュリティはデータベース操作において明らかに重要な要素です。