カスタム ログ プロバイダーの開発

適用対象:SQL Server Azure Data Factory の SSIS Integration Runtime

Integration Services には、パッケージの実行中に発生したイベントをキャプチャできるようにする広範なログ記録機能があります。 Integration Services では、さまざまなログ プロバイダーを使用でき、ログを作成して XML、テキスト、データベースなどの形式で保存したり、Windows イベント ログに格納したりできます。 提供されるログ プロバイダーと出力形式が、要件を必ずしも満たさない場合は、カスタム ログ プロバイダーを作成できます。

カスタム ログ プロバイダーを作成するには、LogProviderBase 基本クラスを継承するクラスを作成し、新しいクラスに DtsLogProviderAttribute 属性を適用し、ConfigString プロパティや Log メソッドなど、基本クラスの重要なメソッドとプロパティをオーバーライドする必要があります。

このセクションの内容

ここでは、カスタム ログ プロバイダーを作成、構成、およびコーディングする方法について説明します。

カスタム ログ プロバイダーの作成
カスタム ログ プロバイダー プロジェクト用のクラスの作成方法について説明します。

カスタム ログ プロバイダーのコーディング
基本クラスのメソッドとプロパティのオーバーライドによる、カスタム ログ プロバイダーの実装方法について説明します。

カスタム ログ プロバイダー用ユーザー インターフェイスの開発
カスタム ログ プロバイダー用のカスタム ユーザー インターフェイスは、SQL Server Integration Services ではサポートされません。

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