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SQL Server Compact による Integration Services の使用

MicrosoftSQL Server Compact は、企業のデータ管理機能とビジネス インテリジェンス機能をモバイル デバイスで利用することを可能にする、コンパクトなデータベースです。SQL Server Compact 用に特別に設計された MicrosoftSQL ServerIntegration Services コンポーネントを使用することで、SQL Server Compact データベースにデータを書き込む Integration Services パッケージを作成したり、SQL Server Compact データベースへのアクセスをアプリケーションに埋め込んだりすることができます。

ここでは、SQL Server Compact との連携のために設計された Integration Services オブジェクトに焦点を当てて説明します。Integration Services には、SQL Server データベースに接続するためのオブジェクトも多数含まれています。データの抽出や書き込みを行ったり、SQL ステートメントを実行したり、管理用のデータベース タスクを実行したりできます。詳細については、「データベース エンジンでの Integration Services の使用」を参照してください。

注意注意

64 ビット コンピュータでは、SQL Server Compact データ ソースに接続するパッケージを 32 ビット モードで実行する必要があります。Integration Services が SQL Server Compact データ ソースへの接続に使用する SQL Server Compact Provider は、32 ビット版でのみ使用できます。

接続マネージャ

接続マネージャとは、データ ソースへの接続を論理的に表したものです。パッケージを実行すると、Integration Services ランタイムにより、接続マネージャの属性を使用して物理接続が作成されます。Integration Services にはさまざまな接続マネージャが用意されています。タスクやデータ フロー コンポーネントでは、これらの接続マネージャを使用して、データベースやその他の種類のデータ ストアに接続できます。たとえば、SQL 実行タスクは、リレーショナル データベースに接続して SQL ステートメントを実行します。OLE DB ソースと変換先は、データベースからのデータの抽出と、データベースへのデータの読み込みを行います。参照変換では、データベースに格納された参照テーブルにアクセスします。ただし、SQL Server Compact データベース専用に作られているのは、SQL Server Compact Edition 接続マネージャだけです。

SQL Server Compact Edition 接続マネージャ

SQL Server Compact Edition 接続マネージャを使用すると、パッケージは SQL Server Compact データベースに接続できます。SQL ServerIntegration Services の SQL Server Compact Edition 変換先は、この接続マネージャを使用して、データを SQL Server Compact データベース内のテーブルに読み込みます。

詳細については、「SQL Server Compact Edition 接続マネージャ」を参照してください。

データ フローの変換先

変換先とは、データ フローの出力を別の種類のデータ ソースに読み込んだり、メモリ内のデータセットを作成する、データ フロー コンポーネントのことです。SQL Server Compact 専用の変換先は SQL Server Compact Edition 変換先だけです。

SQL Server Compact Edition 変換先

SQL Server Compact Edition 変換先は、SQL Server Compact データベースにデータを読み込みます。SQL Server Compact Edition 変換先を構成するには、SQL SQL Server Compact Edition 変換先によってデータが挿入されるテーブルの名前を指定します。

この変換先の詳細については、「SQL Server Compact Edition 変換先」を参照してください。

Integration Services のアイコン (小) 最新の Integration Services の入手

マイクロソフトが提供する最新のダウンロード、アーティクル、サンプル、ビデオ、およびコミュニティで選択されたソリューションについては、MSDN または TechNet の Integration Services のページを参照してください。

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