ダイヤル プランの作成
トピックの最終更新日: 2010-12-12
新しいダイヤル プランを作成するには、次の手順を実行します。 ダイヤル プランを編集する場合は、「ダイヤル プランの変更」を参照してください。
ダイヤル プランを作成するには
RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーとして、あるいは CsVoiceAdministrator、CsServerAdministrator、または CsAdministrator の役割のメンバーとしてコンピューターにログオンします。詳細については、「セットアップのアクセス許可の委任」を参照してください。
ブラウザー ウィンドウを開いて管理 URL を入力し、Lync Server コントロール パネルを開きます。Lync Server コントロール パネルを開くために使用できる他の方法の詳細については、「Lync Server 管理ツールを開く」を参照してください。
左側のナビゲーション バーで [音声ルーティング] をクリックし、[ダイヤル プラン] をクリックします。
[ダイヤル プラン] ページで、[新規] をクリックしてダイヤル プランのスコープを選択します。
[サイト ダイヤル プラン] は、ユーザー ダイヤル プランが割り当てられているユーザーおよびグループを除く、サイト全体に適用されます。 ダイヤル プランのスコープに [サイト] を選択した場合、[サイトの選択] ダイアログ ボックスでサイトを選択する必要があります。 サイトに対して既にダイヤル プランが作成されている場合、そのサイトは [サイトの選択] ダイアログ ボックスに表示されません。
[プール ダイヤル プラン] は、公衆交換電話網 (PSTN) ゲートウェイまたはレジストラーに適用できます。 ダイヤル プランのスコープに [プール] を選択した場合、[サービスの選択] ダイアログ ボックスで PSTN ゲートウェイまたはレジストラーを選択します。 サービス (PSTN ゲートウェイまたはレジストラー) に対して既にダイヤル プランが作成されている場合、そのサービスは一覧に表示されません。
[ユーザー ダイヤル プラン] は、特定のユーザーまたはグループに適用できます。
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注:ダイヤル プランのスコープを選択した後で、スコープを変更することはできません。 ユーザー ダイヤル プランを作成する場合、[新しいダイヤル プラン] ダイアログ ボックスの [名前] フィールドにわかりやすい名前を入力します。 名前を保存した後で、名前を変更することはできません。
注:サイト ダイヤル プランの場合、[名前] フィールドにサイト名が設定され、変更することはできません。
プール ダイヤル プランの場合、[名前] フィールドに PSTN ゲートウェイまたはレジストラーの名前が設定され、変更することはできません。[簡単な名前] フィールドには、[名前] フィールドに表示されたのと同じ名前が設定されます。 必要に応じてこのフィールドを編集し、ダイヤル プランを適用するサイト、サービス、またはユーザーを説明する、よりわかりやすい名前を指定できます。
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重要:[簡単な名前] は、Lync Server 展開内のすべてのダイヤル プランの中で一意である必要があります。 英字、数字、ハイフン (-)、ピリオド (.)、正符号 (+)、またはアンダースコア (_) の Unicode 文字を 256 文字まで使用できます。
[簡単な名前] にスペースを使用することはできません。(オプション) [説明] フィールドに、追加する、ダイヤル プランに関するわかりやすい情報を入力できます。
(オプション) このダイヤル プランをダイヤルイン アクセス番号の地域として使用する場合は、[ダイヤルイン会議の地域] を指定します。 このダイヤル プランをダイヤルイン アクセス番号で使用しない場合は、このフィールドを空のままにします。
注:ダイヤルイン会議の地域は、ダイヤルイン会議アクセス番号を、1 つまたは複数のダイヤル プランに関連付けるのに必要です。 (オプション) 外線を取得するのに、ユーザーが 1 つまたは複数の番号 (9 など) を先頭に追加してダイヤルする必要がある場合にのみ、[外部アクセス プレフィックス] フィールドに値を指定します。 プレフィックス値には、最大 4 文字 (#、*、0 ～ 9) 入力できます。
注:外部アクセス プレフィックスを指定した場合、プレフィックスに対応するのに、新しい正規化ルールを作成する必要はありません。 次の手順でダイヤル プランの正規化ルールを関連付けて構成します。
エンタープライズ VoIP 展開で使用可能なすべての正規化ルールの一覧から、1 つまたは複数のルールを選択するには、[選択] をクリックします。 [正規化ルールの選択] で、ダイヤル プランに関連付けるルールをハイライトしてから、[OK] をクリックします。
新しい正規化ルールを定義してダイヤル プランに関連付けるには、[新規] をクリックします。 新しいルールの定義の詳細については、「正規化ルールの定義」を参照してください。
既にダイヤル プランに関連付けられている正規化ルールを編集するには、ルールの名前を選択状態にして [詳細の表示] をクリックします。 ルールの編集の詳細については、「正規化ルールの定義」を参照してください。
既存の正規化ルールをコピーしてそれを基に新しいルールを定義するには、ルールの名前を選択状態にして [コピー] をクリックし、[貼り付け] をクリックします。 コピーの編集の詳細については、「正規化ルールの定義」を参照してください。
ダイヤル プランから正規化ルールを削除するには、ルールの名前を選択状態にして [削除] をクリックします。
注:ダイヤル プランごとに少なくとも 1 つの関連付けられた正規化ルールが必要です。 ダイヤル プランが必要とするすべての正規化ルールを設定する方法の詳細については、「計画」のドキュメントの「ダイヤル プランと正規化ルール」を参照してください。 ダイヤル プランの正規化ルールが、正しい順序で並んでいることを確認します。 一覧内でのルールの位置を変更するには、ルールの名前を選択状態にして、上矢印または下矢印をクリックします。
重要:Lync Server は正規化ルールの一覧を上から順に検索し、ダイヤルされた番号と最初に一致するルールを使用します。 ダイヤル プランを構成し、その結果ダイヤルされる番号が複数の正規化ルールと一致する可能性がある場合は、制限の厳しいルールが制限の緩いルールより上に並び替えてください。
既定の [Prefix All] 正規化ルール ^(\d{11})$ は、任意の 11 桁の数字と一致します。 たとえば、1425 ではじまる 11 桁の番号に一致する正規化ルールを追加した場合、[Prefix All] が、より厳格な「^(1425\d{7})$」ルールの下に配置されるようにします。(オプション) ダイヤル プランをテストする番号を入力して、[実行] をクリックします。 テスト結果が [テストする番号の入力] の下に表示されます。
注:まだテストに成功していないダイヤル プランを保存して、後で再構成することができます。 詳細については、「音声ルーティングのテスト」を参照してください。 [OK] をクリックします。
[ダイヤル プラン] ページで [確定] をクリックして、[すべて確定] をクリックします。
注:ダイヤル プランを作成したときはかならず、[すべて確定] コマンドを実行して構成の変更を公開する必要があります。 詳細については、「操作」のドキュメントの「音声ルーティング構成に対する保留中の変更の公開」を参照してください。