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新型デバイスの選択

 

トピックの最終更新日: 2012-10-16

"Optimized for Microsoft Lync" ワードマークを表示する認定された統合コミュニケーション (UC) デバイスのみを展開するようお勧めします。推奨デバイスの一覧については、「Phones and devices qualified for Microsoft Lync」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=208938&clcid=0x411) を参照してください。

note注:
組織に適したデバイスを選択するには、組織のユーザーに提供する機能と、各デバイスの要件が総所有コスト (TCO) に与える影響について考慮してください。

UC デバイスの特徴および機能

ユーザーに提供する機能を決め、優先順位を定めたら、重要性の高い機能をすべて搭載するデバイスを見つけ、設定した TCO でそのデバイスの要件を満たすことができるかどうかを評価します。

電話

Lync Server には、IP 電話のための 4 つのオプション、および USB 電話のための 1 つのオプションがあります。IP 電話は、さまざまな UC 機能を装備しており、通信機能とコラボレーション機能を使用するために Lync Server を実行しているコンピューターに接続する必要がありません。USB 電話の場合は接続する必要があります。

サポートされる IP 電話は、Aastra 6725ip 卓上電話、HP 4120 IP 電話、Polycom CX600 卓上電話、および Polycom CX700 IP 卓上電話です。サポートされる USB 電話は、Polycom CX300 です。

一部の電話は、サイズの大きなタッチ スクリーンや指紋リーダーを備えています。 サポートされる電話には次の装備があります。

  • ヘッドセット、スピーカーフォン、ミュート、および音量コントロールのボタン

  • 通話中、音声メッセージ、着信転送、およびマルチカラー プレゼンスのインジケーター

  • 広帯域オーディオ、全二重スピーカーフォン、自動ゲイン制御、ダイナミック ノイズ リダクション、およびアコースティック エコー キャンセレーション

  • 2 ポート スイッチ (IP 電話に適用)

サポートされる電話の概要については、「電話の比較表」を参照してください。Lync Server に関する更新情報と電話に関する詳細情報は、Aastra Web サイト (//www.aastra.com/products-desk-phones.htm)、HP Web サイト (https://www.hp.com/)、および Polycom Web サイト (http://support.polycom.com/PolycomService/support/us/support/voice/index.html) を参照してください。

会議デバイス

サポートされる会議デバイスは、生産が中止された Microsoft RoundTable 会議デバイスを置き換える Polycom CX5000 と、IP 電話会議デバイス Polycom CX3000 です。

以前にリリースされた Polycom CX5000 により、2 か所以上の場所にいるユーザーは、ビデオおよびオーディオの同時送信機能を使用して対話することができます。5 台のカメラと 6 個のマイクを使用してミーティングの 360 度対応のオーディオとビデオをキャプチャし、Lync または Live Meeting を使用して電話会議に接続する遠隔地の電話会議参加者と共有します。Polycom CX5000 および RoundTable デバイスの機能および要件は同じです。Polycom CX5000 の機能および要件の詳細については、"Polycom CX5000 データ シート" (http://www.polycom.com/global/documents/products/voice/conferencing_solutions/cx5000_datasheet.pdf) を参照してください。

新しい IP 会議デバイス Polycom CX3000 には、ビデオのサポートがありませんが、Polycom CX5000 および Microsoft RoundTable 会議デバイスのすべてのオーディオ機能を備えています。Polycom CX5000 および RoundTable デバイスとは異なり、Polycom CX3000 の場合は、テレフォニー機能を提供するために Lync を実行しているコンピューターに USB 接続する必要がありません。また、Polycom CX5000 と RoundTable デバイスでは狭帯域オーディオを使用するのに対し、Polycom CX3000 では広帯域オーディオを使用できます。Polycom CX 3000 の詳細については、まだドキュメントが作成されていません。

サポートされる会議デバイスの概要については、「共通領域電話と会議デバイスの比較表」を参照してください。

購入する会議デバイスを決定するときには、組織がフル機能の会議デバイスに投資することの重要度を見極めてください。電話会議の必要性を満たすかどうかを確かめるため、サポートされるスピーカーフォンについて調べることもできます。サポートされるスピーカーフォンについて調べるには、「Microsoft Office Communicator 用に最適化された電話およびデバイス」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=186185&clcid=0x411) を参照してください。このリストには、デバイスのすべてが含まれているわけではないことに注意してください。

共通領域電話

共通領域電話としては、Aastra 6721ip 共通領域電話、HP 4110 IP 電話、Polycom CX500 IP 共通領域電話を選択できます。Polycom CX3000 IP 会議電話も別の機種の共通領域電話ですが、会議室で使用するためのものです。共通領域電話は、すべて IP 電話なので、Lync Server の UC 機能を使用するためにコンピューターに接続する必要はありません。この機能を提供するため、使用する電話をホットデスク機能電話として、つまりユーザーが電話のフル機能を使用できるようにする共有電話として構成できます。共通領域電話をホットデスク機能の電話として構成すれば、ユーザーは、自分のユーザー アカウントでログオンできます。これにより、ユーザー アカウントに関連付けられている機能、ポリシー、および設定は、ユーザーがログインしている限り適用されます。ユーザーがログアウトすると、電話の機能は基本的な共通領域電話に戻ります。

note注:
多くの場合、共有ワークスペースの電話はホットデスク機能の電話として構成されます。 共通領域電話をロビーやキッチン、または工場のフロアに設置する場合は、おそらく専用のユーザー アカウントのみを持つように構成されます。

共通領域電話は、IP 電話と同じソフトウェア機能を提供するように構成できますが、Exchange Server からの情報を何も表示しません。 共通領域電話と IP 電話の違いは、ハードウェアにあります。 たとえば、共通領域電話の場合は、コンピューターに接続する必要がなく、クリックで発信する統合機能を提供しないため、Ethernet ポートが 1 つしかありません。また、スピーカーもありません。

サポートされる共通領域電話の詳細については、「共通領域電話と会議デバイスの比較表」を参照してください。

購入する共通領域電話を決定するときには、電話がリリースされた後に製造者に問い合わせ、オーディオ性能と保証内容、サポート レベル、および出荷費用を含めた価格について詳細を比較することを検討してください。連絡先については、Aastra の Web サイト (http://support.polycom.com/PolycomService/support/us/support/voice/index.html)、HP の Web サイト (https://www.hp.com/)、および Polycom の Web サイト (http://support.polycom.com/PolycomService/support/us/support/voice/index.html) を参照してください。共通領域通話の必要性を満たすかどうかを確かめるため、サポートされる電話について調べることもできます。サポートされる電話の詳細については、「電話の比較表」を参照してください。

周辺機器

サポートされるすべての UC 周辺機器 (スピーカーフォン、ハンドセット、ヘッドセット、および Web カメラ) の機能を比較するには、「Phones and devices qualified for Microsoft Lync」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=208938&clcid=0x411) を参照してください。この一覧は、新しいデバイスが承認されると更新されます。

また、ダイレクト販売限定ですが、高品質オーディオの基本的なヘッドセットを Plantronics から入手できます。

コンピューター

統合された高品質のオーディオおよびビデオ機能を提供し、"Optimized for Microsoft Lync" ワードマークを表示するコンピューターの詳細については、「Phones and devices qualified for Microsoft Lync」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=208938&clcid=0x411) を参照してください。