Lync Phone Edition でのサービスの品質 (QoS) の有効化
トピックの最終更新日: 2011-10-06
Microsoft Lync 2010 Phone Edition デバイスでサービスの品質 (QoS) を有効にするには、デバイスで VoiceDiffServTag および Voice8021p の設定を編集する必要があります。既定では、VoiceDiffServTag は 40、Voice8021p は 0 に、それぞれ設定されています。
Lync Phone Edition で QoS を有効にするには
Administrators グループのメンバーとしてコンピューターにログオンします。
Lync Server 管理シェルを以下の手順で起動します。[スタート]、[すべてのプログラム]、[Microsoft Lync Server 2010]、[Lync Server 管理シェル] の順にクリックします。
コマンド プロンプトから次のコマンドを入力して Enter キーを押します。
Set-CsUcPhoneConfiguration -VoiceDiffServTag <value> -Voice8021p <value>
変更を有効にするには、デバイスを再起動する必要があります。
通信の種類別にオーバーラップすることなく構成できる可能性のあるポート範囲
| メディアの種類 | 通信の種類 | ポートの範囲 | ポート数 | 構成場所 |
|---|---|---|---|---|
音声 |
会議音声 |
49152 ～ 56000 |
6848 |
Set-CsConferenceServer、ポリシー ベース QoS グループ ポリシー |
音声 |
仲介音声 |
49152 ～ 56000 |
6848 |
Set-CsMediationServer、ポリシー ベース QoS グループ ポリシー |
音声 |
クライアント音声 |
50000 ～ 50019 |
20 |
Set-CsConferencingConfiguration、ポリシー ベース QoS グループ ポリシー |
ビデオ |
会議ビデオ |
56001 ～ 61000 |
20 |
Set-CsConferenceServer、ポリシー ベース QoS グループ ポリシー |
ビデオ |
クライアント ビデオ |
60000 ～ 60019 |
20 |
Set-CsConferencingConfiguration、ポリシー ベース QoS グループ ポリシー |
アプリケーション共有 |
アプリケーション共有サーバー – アプリケーション共有 |
61001 ～ 65000 |
4000 |
Set-CsApplicationServer、ポリシー ベース QoS グループ ポリシー |
アプリケーション共有 |
クライアント アプリケーション共有 |
62000 ～ 62019 |
20 |
Set-CsConferencingConfiguration、ポリシー ベース QoS グループ ポリシー |
クライアント ファイル送信 |
クライアント ファイル送信 |
65001 ～ 65019 |
20 |
Set-CsConferencingConfiguration、ポリシー ベース QoS グループ ポリシー |
音声ビデオ エッジ メディア上のすべてのモダリティ |
エッジ メディア |
50000 ～ 59999 |
10000 |
Set-CsEdgeServer、ポリシー ベース QoS グループ ポリシー |