グループ チャット サーバーのコンプライアンス サービスの構成
トピックの最終更新日: 2011-07-13
グループ チャット サーバー セットアップ ウィザードの完了後、Microsoft Lync Server 2010 グループ チャット構成ツール ウィザードが開きます。このウィザードを使用してコンプライアンス サービスを設定します。
コンプライアンス サービスのインストールを完了するには
[Installed Services] ページで、[次へ] をクリックします。
[Group Chat Database] ページで、次のステップを実行します。
[サーバー] ボックスで、Microsoft Lync Server 2010、グループ チャット用の Microsoft SQL Server データベースが作成されたサーバーを指定します (groupchat.contoso.com\sqlserver2008 など)。
[データベース] ボックスで、データベース インスタンスの名前を指定します (groupchatdb など)。
注: この情報は、参照サービス、チャネル サービス、および Web サービス用に入力した情報と同じにします。インストーラーでは、展開のこのフェーズで必要な共有設定を取得できるように、プライマリ Microsoft Lync 2010 グループ チャット データベースを見つける必要があります。
[次へ] をクリックします。
[Compliance Database] ページで、次のステップを実行します。
非コンプライアンス データベースが格納されているのと同じサーバーを使用する場合は、[Use Group Chat Database for compliance data] をオンにします。
専用データベースを使用する場合は、[Server\instance] ボックスに場所を入力し、[データベース] ボックスにデータベース名を入力します。[Use Group Chat Database for compliance data] チェック ボックスはオフのままにします (つまり、このチェック ボックスはオンにしないでください)。
[次へ] をクリックします。
[Database Settings] ページで、Lync 2010 グループ チャット データベースとコンプライアンス データベース、およびグループ チャット サーバー サービスの状態に関する情報を確認し、[次へ] をクリックします。
[Compliance Database] ページで、次の操作を行います。
[Windows Service Credentials] で、RTCComponentUniversalServices のメンバーであるサービス アカウントのユーザー名とパスワードを指定します (lolaj@contoso.com など)。
[Configured Adapters] で、表示された一覧から目的のアダプターを選択するか、[追加] をクリックして新しいアダプターを追加します。
コンプライアンス アダプターは、フォルダー内のコンプライアンス データをアーカイブするのに必要です。[追加] をクリックすると、[New Compliance Adapter] ダイアログ ボックスが表示されます。
注: グループ チャット サーバーで現在サポートされているコンプライアンス アダプターは、Akonix、Assentor、Facetime、および既定のアダプターです。既定のアダプターの種類は XML で、カスタム構成は不要です。
[New Compliance Adapter] ダイアログ ボックスで、次の操作を行います。
[名前] で、コンプライアンス アダプターの名前を指定します。
[Output Directory] で [参照] をクリックし、コンプライアンス アダプターによって生成される XML ファイルを格納する場所に移動します。
注: コンプライアンス サービス アカウントは、このフォルダーへの管理者権限とアクセス許可 (読み取りおよび書き込み) を持っている必要があります。 [オプション] で、次の操作を行います。
すべてのチャネルに対応する 1 つの大きなファイルの代わりに、指定された時間内にアクティビティがあったチャネルごとの個別のファイルに出力を格納するには、[オプション] で、[Produce separate output files for each channel] チェック ボックスをオンにします。
グループ チャット サーバー チャネルからアップロードまたはダウンロードされたファイルを記録するファイルを別に作成するには、[Produce additional output files to record file upload/download events] チェック ボックスをオンにします。
グループ チャット データベースに対して追加のクエリを実行するには、[Requires full user details from non-compliance database] チェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスをオンにすると、出力ファイル内の各ユーザーに関する詳細な情報が出力されます。出力ファイルに詳細情報を出力する場合は、コンプライアンス サービスのパフォーマンスが低下します。
グループ チャット データベースに対して追加のクエリを実行するには、[Requires full channel details from non-compliance database] チェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスをオンにすると、出力ファイル内の各チャット ルームに関する詳細な情報が出力されます。出力ファイルに詳細情報を出力する場合は、コンプライアンス サービスのパフォーマンスが低下します。
アダプターの構成を編集するには、[Edit Custom Configuration] をクリックします。
注: この構成は、空白のままか、または、標準の XML 出力を各自の設計のテキスト出力に変換する有効な XSLT 変換スクリプトを含む必要があります。標準の XML 出力を生成するには、構成を空白のままにします。 [Conversation interval in minutes] ボックスで、このアダプターの会話の長さを指定します。各出力ファイルには、指定した会話時間分の一連のチャット メッセージが含まれます。コンプライアンス出力ファイルの数を最小限に抑えるには、指定する会話時間を長くします。
[OK] をクリックします。
[次へ] をクリックします。
[Compliance Server] ページは、追加された新しいアダプターで更新されています。[次へ] をクリックします。
[Installation Summary] ページに、インストールのコンポーネントが一覧表示されます。[完了] をクリックします。
[Installation Complete] ページに、[<compliance account> is granted log on as a service] というメッセージが表示されます。[閉じる] をクリックします。