エージェント グループの管理

トピックの最終更新日: 2010-12-13

エージェント グループとは、応答グループ通話に応答するように指定されているユーザーのグループのことです。 エージェント グループを作成するときは、そのグループに割り当てるエージェントを選択し、詳細なグループ設定 (ルーティング方法、エージェントがグループにサインイン/サインアウトするかどうかなど) を指定します。

注:
ユーザーをエージェント グループに追加するには、ユーザーをエンタープライズ VoIP に対して有効にする必要があります。 エンタープライズ VoIP に対してユーザーを有効にする方法の詳細については、「エンタープライズ VoIP に対するユーザーの有効化」を参照してください。

Lync Server へのサインイン/サインアウトとは別に、グループにサインイン/サインアウトする必要があるエージェントを公式エージェントと呼びます。 公式エージェントが、グループにルーティングされた着信を受信するには、そのグループにサインインする必要があります。 これは、パートタイム ベースでグループから通話に応答するエージェントには便利な方法です。 公式エージェントは、Lync 2010 でメニュー項目をクリックして Windows Internet Explorer インターネット ブラウザーを起動し Web ページ コンソールを表示して、グループにサインイン/サインアウトします。

グループにサインインしてもサインアウトしてもいないエージェントを、非公式エージェントと呼びます。 非公式エージェントは、Lync Server にサインインすると、自動的にそのグループにサインインします。また、非公式エージェントはグループからサインアウトすることはできません。

重要:
ユーザーを応答グループ エージェントとして割り当てる場合、ユーザーがプライバシー モードを有効にしているのであれば、"RGS Presence Watcher" 連絡先を検索して連絡先リストに追加する必要があることを通知してください。 プライバシー モードを有効にしているが連絡先リストに RGS Presence Watcher がないエージェントは、応答グループに対する通話を受信できません。 プライバシー モードを有効にしていないエージェントは、影響されません。