レター読者の皆さんからの声

SQL データベースの管理

2008 年 8 月号の「SQL Server: 効果的なデータベース メンテナンスのヒント」(technet.microsoft.com/magazine/cc671165) は称賛に値する記事です。SQL Server というアプリケーションの正常な動作を確保し、確実にバックアップを行うことが任務である私たち "不本意な DBA" 向けの記事が、ついに SQL セクションに掲載されました。

そして、その直後のページには「Windows の管理 : サーバーのパフォーマンスを測定する」(technet.microsoft.com/magazine/cc718984) という記事が続いています。これはすばらしい内容でした。インターネット上の資料では問題を解決できなかったときのために、これら 2 つの記事を本誌から切り抜いて保管してあります。今後、これらを頻繁に読み返すことになるでしょう。これからも楽しみにしています。

2 つの記事をお楽しみいただけたようで何よりです。私たちの提供しているコンテンツがお役に立っていることを耳にするのは嬉しい限りです。大げさな賞賛の言葉もありがたくお受けしますが、それ以外のご意見も大歓迎です。今後掲載してほしいトピックがありましたら、お気軽にご連絡ください。皆さんからのご意見をお待ちしています。

—Joshua Hoffman (編集長)

ImageX と Windows PE

ImageX と Windows PE を使用した古いオペレーティング システムの展開に関するコラム (2008 年 2 月号の「Windows XP と Windows PE 2.0 によるデュアル ブート」、technet.microsoft.com/magazine/cc194422) を拝見しました。昨年、ImageX と Windows PE が役に立つ可能性があることに気付き、それまで会社で使用していたイメージング ツール (Acronis Snap Deploy) の代わりにそれらを使用するようになりました。半年ほど前に、望みどおりすべてうまく機能するようになったので、現在は ImageX 以外のイメージング ツールを使用していません。

その後、「Windows XP と Windows PE 2.0 によるデュアル ブート」を拝見したところ、bootsect.exe /n52 オプションの追加に関するアドバイスが記載されていました。このオプションについて耳にしたのは初めてです。イメージを適用する前に行う操作は、DiskPart と付属のスクリプト (commands.txt) を使用してハード ドライブのデータを消去することだけです。今のところ、この方法で問題が発生したことはありませんが、今後問題が発生する可能性はあるでしょうか。

当初は DiskPart コマンドを使用する必要がありましたが、この記事が掲載された後、そのコマンドはもう不要になったことをチームのメンバから教わりました。このコマンドが不要になった理由は、ブート コード _now_ のロジックで新しい形式のブート マネージャ コードが検索され、見つからなかった場合は、失敗する前に NTLDR が試行されるからです。このため、このコマンドを使用しなくてもまったく問題ありません。

—Wes Miller (コラムニスト、「デスクトップ ファイル」担当)

テスト イメージ環境

ImageX ツールを使用したイメージの実装と、Windows 展開サービス (WDS) を使用したマルチキャストの有効化に関する「デスクトップ ファイル」コラム (「Windows XP と Windows PE 2.0 によるデュアル ブート」) を拝見しました。テスト環境を実装するにあたって、必要なツールを正確に把握したいと考えています。マルチキャストを実装するために、Windows Server 2008 をインストールする必要はあるでしょうか。また、ミラー イメージを実装する場合は、ImageX を使用して Deployment 4 をインストールすればよいでしょうか。それとも Windows 自動インストール キット (WAIK) と WDS をインストールした方がよいでしょうか。

WDS を使用してマルチキャストを利用するには、Windows Server 2008 をインストールする必要があります。Windows Server 2003 ではマルチキャスト コンポーネントを (今後も含めて) 利用できません。

マルチキャストを使用する場合、Deployment 4 は必要ありませんが、Windows Server 2008 と、Windows Server 2008 用 WAIK の製品版を入手する必要があります。WAIK の製品版で初めて、Windows PE へのマルチキャストに必要なコンポーネントが追加されました。

—Wes Miller

WDS マルチキャスト

ImageX を使用して、コンピュータへの (およびコンピュータからの) イメージの複製を実行しようとしたのですが、すぐに問題に直面しました。それは、ImageX でマルチキャスト転送がサポートされていないことです。WDS サーバーでマルチキャスト転送を使用して同じ処理を実行しようと思いますが、それは可能でしょうか。Wdsmcast コマンドを使用するとうまくいくのではないかと思います。どのイメージをダウンロードするかを WDS クライアントから WDS サーバーに通知するにはどうすればよいでしょうか。

確かに、ImageX 自体はマルチキャストを処理できません。このため、Wdsmcast (Windows Server 2008 WAIK に収録されています) を使用して、接続先の転送を (サーバー上でその転送を開始した後に) 指定する必要があります。ホワイト ペーパー「トランスポート サーバーを使用する」(technet.microsoft.com/library/cc725964) には、Wdsmcast を使用して接続を確立する方法に関する適切な情報が記載されています。「Wdsmcast.exe を使用して名前空間にクライアント サーバーを接続する方法」セクションを参照してください。

—Wes Miller

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