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ヒント: Office 2010 の 64 ビット版と 32 ビット版のどちらを展開するか判断するための 4 つの考慮事項

更新日 : 2011 年 2 月 15 日

このヒントでは、Office 2010 の 64 ビット版と 32 ビット版のどちらを展開するか判断するための 4 つの考慮事項について解説します。

1. ユーザーが実行しているオペレーティング システム

64 ビット版の Office 2010 は 64 ビット版の Windows にしかインストールできませんが、32 ビット版の Office 2010 は、64 ビット版と 32 ビット版のどちらの Windows アーキテクチャでも実行できます。各オペレーティング システムの要件は次のとおりです。

32 ビット版の Office 2010 を実行するには、次のいずれかのオペレーティング システムが必要です。

  • Windows 7 (32 ビットまたは 64 ビット)
  • Windows Vista SP1 (32 ビットまたは 64 ビット)
  • Windows XP SP3 (32 ビット)
  • Windows Server 2008 R2 (64 ビット)
  • Windows Server 2008 (32 ビットまたは 64 ビット)
  • MSXML 6.0 がインストールされている Windows Server 2003 R2 (32 ビットまたは 64 ビット)



64 ビット版の Office 2010 を実行するには、次のいずれかのオペレーティング システムが必要です。

  • Windows 7 (64 ビット)
  • Windows Vista SP1 (64 ビット)
  • Windows Server 2008 R2 (64 ビット)
  • Windows Server 2008 (64 ビット)



2. 組織で使用しているドキュメントの種類

64 ビットのアーキテクチャでは、32 ビットのアーキテクチャより多くのメモリにアクセスできるため、64 ビット版の Office 2010 では大きなサイズのファイルを扱うことができます (たとえば、Excel では 2 GB を超えるサイズのファイルを処理できます)。ただし、他の点においては、64 ビット版が 32 ビット版より優れている点はほとんどありません。機能はどちらのアーキテクチャでも同じなうえに、64 ビット版にはいくつかの潜在的な問題があります (この問題については、4 番の項目で解説します)。

3. Office をアップグレードするのか、新しくインストールするのか

Office 2010 では、ネイティブの 64 ビット版 Office アプリケーションが初めて導入されました。つまり、2007 Office system を 64 ビット版の Windows で実行していても、Office アプリケーション自体はネイティブの 64 ビット版のアプリケーションではありませんでした。64 ビット版の Windows で 2007 Office system を実行している場合、64 ビット版の Windows で実行される 32 ビット版の Office 2010 にアップグレードすることは可能ですが、ネイティブの 64 ビット版の Office 2010 にアップグレードすることはできません。

4. 組織で Office アドインまたは VBA マクロを使用しているか

アドインと VBA マクロを使用している場合、64 ビット版の Office 2010 では、いくつかの互換性に関する問題が発生することがあります。Office のアドインの多くは、64 ビット版との互換性がまったくありません。64 ビット版の Office を展開する場合は、ご使用の環境について調べて、どのような問題が発生する可能性があるかを把握しておく必要があります。Office 2010 を展開する前に潜在的な問題を見つけて解決できるツールについては、「 Office 2010 の展開を計画するのに役立つ 4 つの無料ツール」を参照してください。

マイクロソフトは、ほとんどのユーザーに 32 ビット版の使用を推奨しており、多くの場合、既定のインストールは 32 ビット版になっています。

ヒント提供者: Matthew Graven (TechNet マガジン ヒント編集者)