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Systems Management Server 2003 を使用して 2007 Office system を展開する

更新日: 2007年3月

適用対象: Office Resource Kit

 

トピックの最終更新日: 2007-03-26

Microsoft Systems Management Server (SMS) 2003 は、中規模および大規模の組織において、システム管理者がデスクトップ、サーバー、およびデバイスを展開できるようにするリモート管理ツールです。SMS 2003 は、2007 Microsoft Office system の新しい展開ツールと組み合わせることで、ネットワーク環境で Office 2007 アプリケーションを展開および管理するための柔軟性の高いソリューションを提供します。

SMS は、グループ ポリシーのソフトウェアのインストールなどの他の展開ツールと比較すると、ネットワーク上でソフトウェアを展開するための最も柔軟性の高い方法の 1 つを備えています。システム管理者は、SMS を使用して、特定のユーザーまたはシステムを対象にしたり、インストールに関するユーザー特権の昇格、インストールの実行日時の指定、ユーザーの操作レベルの指定、再起動の制御などを行ったりできます。SMS 2003 を使用して、新しいバージョンの 2007 Office system を特定の基準に基づいて組織内のユーザーやコンピュータに展開できます。たとえば、最初はパイロット グループを対象にし、後でより多くの部署や一般ユーザーを対象にすることができます。また、インストールをカスタマイズし、以前のバージョンの Microsoft Office と共存させることもできます。

さらに、SMS 2003 内のバックグラウンド インテリジェント転送サービス (BITS) により、2007 Office system をインストールするときに必要なネットワーク帯域幅を大幅に減らすことができます。BITS は、余っているネットワーク領域を使用して SMS パッケージをクライアント コンピュータに転送し、クライアント コンピュータはそれを後でインストールできるようにローカルにキャッシュします。

SMS 2003 を使用した 2007 Office system の展開の詳細については、「Deploying the 2007 Microsoft Office system with Microsoft Systems Management Server 2003 R2 (英語)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=78542\&clcid=0x411) および「Deploying the 2007 Office system at Microsoft (英語)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=86626\&clcid=0x411) を参照してください。