Office のボリューム ライセンス認証

マイクロソフトは、ボリューム ライセンスで販売される一部の製品 に、ボリュームライセンス認証テクノロジを使用しています。これらの製品のライセンス認証には、プロダクト キーが必要です。

Office 2010 では、Windows 7 および Windows Vista と同じボリューム ライセンス認証テクノロジが使用されています。

Office ライセンス認証テクノロジには、次の 2 種類のライセンス認証方法があります。

• キー管理サービス (KMS)
  1 台のコンピューターが KMS ホストの役割を果たすクライアント/サーバー モデルです。
  Office 2010 クライアント コンピューターからローカルの Office 2010 KMS ホストに接続して 　ライセンス認証を行います。
• マルチ ライセンス認証キー (MAK)
  MAK キーによる認証モデルでは、Office 2010 クライアント コンピューターから、マイクロ 　ソフトのホストするライセンス認証サービスでの 1 回限りのライセンス認証に使用されます。

どちらのモデルを選択するかは、サイズ、ネットワーク インフラストラクチャ、接続環境、セキュリティなどの要件に基づいて判断します。どちらか一方のライセンス認証モデルを使用するか、両方のモデルを組み合わせて使用するかを選択できます。

組織の要件に応じて　Office ライセンス認証テクノロジを使用し、Office 2010 を展開できます。

まず Office 2010 クライアントを準備します。
キー管理サービス (KMS) とマルチ ライセンス認証キー (MAK) のどちらかのライセンス認証方法を決める必要があります。コンピューターにインストールされているプロダクト キーによって、どちらでライセンス認証するかが指定されます。

組織内にOffice 2010 のライセンス認証を必要とするコンピューターが、

• 50 台以上ある場合
  キー管理サービス (KMS) を使用することをお勧めします。
• 5 台以下の場合
  マルチ ライセンス認証キー (MAK) を使用して各コンピューターを個別にライセンス認証することをお勧めします。