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検索結果 XML データを表示する

最終更新日: 2010年7月20日

適用対象: SharePoint Server 2010

Search Service アプリケーションは、要求側のページへ検索結果を XML データとして返します。XML データは検索 Web パーツによって HTML に変換され、XSLT 変換 (XSLT) マークアップを使用して検索結果ページに表示されます。XSLT を変換すると検索結果表示を変更できますが、これを行うには、検索結果 XML データの構造を理解する必要があります。

主要な結果 Web パーツによって使用される XSLT を変更して、検索結果データを含む未加工の XML を表示する方法について説明します。このトピックに記載された手順を使用して、以下の Web パーツを含む検索 Web パーツの XSLT を変更できます。

  • フェデレーション検索結果

  • 人の検索の主要結果

  • 絞り込みパネル

  • 関連するクエリ

  • 検索のおすすめコンテンツ

  • 主要な検索結果

  • 上位フェデレーション検索結果

Web パーツの XSL プロパティを変更するには

  1. ブラウザーで、結果ページの URL に移動します。

    https://ServerName/SiteName/Pages/results.aspx

  2. [サイトの操作] リンク、[ページの編集] の順にクリックします。

  3. 主要な検索結果 Web パーツで、[編集] 矢印をクリックして [Web パーツ] メニューを表示し、[Web パーツの編集] をクリックします。これにより、Web パーツのツール ウィンドウが開きます。

  4. [プロパティの表示] セクションで、[場所の表示形式を使用] をオフにします。

    重要重要

    関連するクエリ、絞り込みパネル、おすすめコンテンツの Web パーツでは、ツール ウィンドウに [場所の表示形式を使用] チェック ボックスはありません。そのため、この手順はこれらの Web パーツに適用されません。代わりに、絞り込みパネル Web パーツで、[絞り込み] セクションの [既定の構成を使用する] をオフにする必要があります。

    関連するクエリとおすすめコンテンツの Web パーツでは、必要に応じて簡単に元に戻すことができるように、元の XSLT コードのコピーを保存しておきます。または、Web パーツの新しいインスタンスをページに追加することもできます。これは、XSL プロパティに行った変更が適用されるのが Web パーツのその特定のインスタンスのみだからです。

  5. XSL プロパティの [テキストの入力] ウィンドウを開くには、[XSL エディター] ボタンをクリックします。[XSL エディター] ボタンは、おすすめコンテンツ Web パーツと絞り込みパネル Web パーツ以外の Web パーツでは、[プロパティの表示] セクションにあります。おすすめコンテンツ Web パーツと絞り込みパネル Web パーツでは、[データ ビューのプロパティ] セクションにあります。

  6. 既定の XSLT を次の内容に置き換えます。

    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <xsl:stylesheet version="1.0" xmlns:xsl="http://www.w3.org/1999/XSL/Transform">
    <xsl:output method="xml" version="1.0" encoding="UTF-8" indent="yes"/>
    <xsl:template match="/">
    <xmp><xsl:copy-of select="*"/></xmp>
    </xsl:template>
    </xsl:stylesheet>
    

    この XSLT は実際には変換を実行しないため、検索結果は未加工の XML データを表示します。

  7. [OK] をクリックして、変更を Web パーツに保存します。

  8. [検索] ボックスにクエリを入力して [検索] ボタンをクリックします。

    XSLT によって提供される書式を設定せずに、検索結果が再びレンダリングされるため、代わりに検索結果の未加工の XML が表示されます。