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Deletecontentdb : Stsadm 操作 (Office SharePoint Server)

操作名 : Deletecontentdb

説明

Web アプリケーション、データベース名、およびデータベース サーバーを指定して、コンテンツ データベースをデタッチします。詳細については、この記事の「注記」セクションを参照してください。

構文

stsadm.exe -o deletecontentdb

-url <URL 名>

-databasename <データベース名>

[-databaseserver] <データベース サーバー名>

パラメータ

パラメータ名と短縮形 必須/省略可能 説明

url

有効な URL (http://サーバー名など)

必須

コンテンツ データベースをデタッチする Web アプリケーションを指定します。

databasename (dn)

有効なデータベース名 ("DB1" など)

必須

デタッチされるコンテンツ データベースの名前を指定します。

databaseserver (ds)

有効なデータベース サーバー ("DS1" など)

省略可能

デタッチされるデータベース サーバー名です。

注意

データベース サーバーと SharePoint 製品とテクノロジが、別のサーバーでホストされている場合は、databaseserver パラメータを使用してデータベース サーバー名を指定する必要があります。

注記

Microsoft SQL Server データベース サーバーからコンテンツ データベースをデタッチする場合は、まず Microsoft Office SharePoint Server 2007 で Web アプリケーションからコンテンツ データベースをデタッチすることをお勧めします。SQL Server からコンテンツ データベースをデタッチするには、以下の手順を実行します。

Microsoft SQL Server からコンテンツ データベースをデタッチする

  1. SQL Server 2005 Management Studio から、サーバー インスタンスに接続し、[データベース] ノードをクリックして展開します。

  2. デタッチするコンテンツ データベースを右クリックして、[タスク] をポイントし、[デタッチ] をクリックします。

  3. [データベースのデタッチ] ダイアログ ボックスで、デタッチするデータベースの名前を選択します。

  4. [OK] をクリックします。

重要

コンテンツ データベースを切断して再接続すると、次回そのコンテンツ データベース内のコンテンツをクロールするときに、フル クロールが (増分クロールを要求しても) 行われます。フル クロールでは、コンテンツが前回クロールされているかどうかに関係なく、クローラがアクセスするすべてのコンテンツが再クロールされるため、増分クロールに比べ、完了するまでに大幅に時間がかかります。

コンテンツ データベースを削除する前に、アクティブな接続を閉じる必要があります。アクティブな接続を閉じると、データ ファイルやトランザクション ログが SQL データベース サーバーのファイル システムから削除されます。したがって、ユーザーの要求が中断されたり保留中の要求が閉じられたりして、データの損失が発生することを避けるため、コンテンツ データベースのデタッチは、必ずメンテナンスの時間帯かユーザーがデータにほとんどアクセスしない時間帯に実行する必要があります。SQL Server 2005 でアクティブな接続を閉じるには、以下の手順を使用します。

Microsoft SQL Server からアクティブな接続を閉じる

  1. SQL Server 2005 Management Studio から、サーバー インスタンスに接続し、[データベース] ノードをクリックして展開します。

  2. デタッチするコンテンツ データベースを右クリックして、[タスク] をポイントし、[デタッチ] をクリックします。

  3. [データベースのデタッチ] ダイアログ ボックスで、[接続の削除] チェック ボックスをクリックしてオンにします。

  4. 変更をコミットするには、[OK] をクリックします。

注意

新たにデタッチされたデータベースは、表示が更新されるまで、オブジェクト エクスプローラの [データベース] ノードに表示されます。表示を更新するには、[オブジェクト エクスプローラ] ウィンドウで [表示] メニューの [更新] をクリックします。

Microsoft Office Servers インフラストラクチャ更新プログラム を実行している場合は、ビルトイン ツールを使用してデータベースを復元または再接続する際に、各コンテンツ データベースの識別子 (ID) が保持されます。ビルトイン ツールを使用した場合の既定の変更ログ保持動作は、以下のとおりです。

  • ファームを復元する際、すべてのデータベースの変更ログが保持されます。

  • データベースを再接続する際、コンテンツ データベースの変更ログが保持されます。

  • コンテンツ データベースだけを復元する際は、コンテンツ データベースの変更ログが保持されません。

データベース ID と変更ログが保持される場合、クロール ルールにより定義された定期スケジュールに基づいて、検索でクロールが継続されます。変更ログが保持されない場合、スケジュールされた次のクロール時に、検索でフル クロールが実行されます。詳細については、「コンテンツ データベースを移動する (Office SharePoint Server 2007)」、「ファーム全体のバックアップおよび復元 (SharePoint Server 2007)」、および「Addcontentdb : Stsadm 操作 (Office SharePoint Server)」を参照してください。