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マイクロソフト セキュリティ情報 MS11-083 - 緊急

TCP/IP の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2588516)

公開日:

バージョン: 1.0

概説

概要

このセキュリティ更新プログラムは非公開で報告された Microsoft Windows に存在する 1 件の脆弱性を解決します。この脆弱性により、攻撃者が対象システムの閉じられたポートに特別な細工をした UDP パケットの連続フローを送信した場合、リモートでコードが実行される可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているエディションの Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、および Windows Server 2008 R2 について深刻度「緊急」と評価されています。詳細については、このセクションのサブセクション「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」を参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、Windows TCP/IP スタックがメモリ内の UDP パケットを追跡する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。この脆弱性に関する詳細については、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」を参照してください。

推奨する対応策: 自動更新を有効にしている大多数のお客様には、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードおよびインストールされるため、特別な措置を講じる必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションの詳細については、サポート技術情報 294871 を参照してください。

管理者およびエンタープライズ インストール、またはこのセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたいエンド ユーザーについては、マイクロソフトは更新プログラム管理ソフトウェアまたは Microsoft Update サービスを使用して更新プログラムを確認してこの累積的な更新プログラムを直ちに適用することを推奨します。

このセキュリティ情報の後半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

既知の問題: なし

影響を受けるソフトウェアと影響を受けないソフトウェア

ここに記載されているソフトウェアをテストし、影響を受けるバージョンまたはエディションを確認しました。その他のバージョンまたはエディションはサポート ライフサイクルが終了したか、または影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受けるソフトウェア

オペレーティング システム最も深刻な脆弱性の影響総合的な深刻度この更新プログラムにより置き換えられるセキュリティ情報
Windows Vista Service Pack 2緊急リモートでコードが実行されるMS11-064
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2緊急リモートでコードが実行されるMS11-064
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2*緊急リモートでコードが実行されるMS11-064
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2*緊急リモートでコードが実行されるMS11-064
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2緊急リモートでコードが実行されるMS11-064
Windows 7 for 32-bit Systems および Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1緊急リモートでコードが実行されるMS11-064
Windows 7 for x64-based Systems および Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1緊急リモートでコードが実行されるMS11-064
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems および Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1*緊急リモートでコードが実行されるMS11-064
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems および Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1緊急リモートでコードが実行されるMS11-064

*Server Core インストールは影響を受けます。サポートされているエディションの Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 では、Server Core インストール オプションを使用してインストールされているかどうかに関わらず、この更新プログラムの深刻度は同じです。このインストール オプションの詳細については、TechNet の記事 Server Core および Windows Server 2008 R2 の Server Core を参照してください。Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 の特定のエディションでは、Server Core インストール オプションが使用できないことに注意してください。詳細については、Server Core インストール オプションの比較を参照してください。

影響を受けないソフトウェア

オペレーティング システム
Windows XP Service Pack 3
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2
Windows Server 2003 Service Pack 2
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems

このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)

脆弱性の情報

深刻度および脆弱性識別番号

参照カウンターのオーバーフローの脆弱性 - CVE-2011-2013

更新プログラムに関する情報

検出および展開ツールとガイダンス

セキュリティ更新プログラムの展開

関連情報

Microsoft Active Protections Program (MAPP)

お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。このような保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報については、
に記載されている各社の Web サイトを参照してください。

サポート

  • セキュリティ関連、およびセキュリティ更新プログラムに関するご質問や、ご不明な点などがありましたら、マイクロソフト セキュリティ情報センターまでご連絡ください。マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償でサポートをご提供いたします。利用可能なサポート オプションの詳細については、マイクロソフト サポート オンラインを参照してください。
  • その他、製品に関するご質問は、マイクロソフト プロダクト サポートまでご連絡ください。マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償またはインシデントの未消費にてサポートをご提供いたします。マイクロソフト プロダクト サポートへの連絡方法については、こちらを参照してください。

免責

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更新履歴

  • V1.0 (2011/11/09):このセキュリティ情報ページを公開しました。