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マイクロソフト セキュリティ情報 MS11-084 - 警告

Windows カーネルモード ドライバーの脆弱性により、サービス拒否が起こる (2617657)

公開日:

バージョン: 1.0

概説

概要

このセキュリティ更新プログラムは非公開で報告された Microsoft Windows に存在する 1 件の脆弱性を解決します。ユーザーが、電子メールに添付された特別に細工された TrueType フォント ファイルを開いたり、特別に細工された TrueType フォント ファイルを含んでいるネットワーク共有や WebDAV ロケーションに移動した場合、この脆弱性により、サービス拒否が起こる可能性があります。攻撃が行われるには、ユーザーが特別に細工された TrueType フォント ファイルを含んでいる信頼されないリモート ファイル システムの場所または WebDAV 共有を訪問することが攻撃者にとっての必要条件となります。ただし、すべての場合において、攻撃者がこのような操作をユーザーに強制的に実行させる方法はないと考えられます。その代わりに、攻撃者は、一般的にはユーザーに電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージのリンクをクリックさせて誘導します。

このセキュリティ更新プログラムは Windows 7 および Windows Server 2008 R2 のすべてのサポートされているエディションについて、深刻度「警告」と評価されています。詳細については、このセクションのサブセクション「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」を参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、Windows カーネル モード ドライバーが TrueType フォント ファイルを読み込むときに配列インデックスを正しく検証するようにすることで、この脆弱性を解決します。この脆弱性に関する詳細については、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」を参照してください。

推奨する対応策: 自動更新を有効にしている大多数のお客様には、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードおよびインストールされるため、特別な措置を講じる必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションの詳細については、サポート技術情報 294871 を参照してください。

このセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたい管理者およびエンタープライズ インストール、またはエンド ユーザーについて、マイクロソフトは更新プログラム管理ソフトウェアを使用する、または Microsoft Update サービスで更新プログラムを確認して、この累積的な更新プログラムの適用を考慮されることを推奨します。

このセキュリティ情報の後半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

既知の問題: なし

影響を受けるソフトウェアと影響を受けないソフトウェア

ここに記載されているソフトウェアをテストし、影響を受けるバージョンまたはエディションを確認しました。その他のバージョンまたはエディションはサポート ライフサイクルが終了したか、または影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受けるソフトウェア

オペレーティング システム最も深刻な脆弱性の影響総合的な深刻度この更新プログラムにより置き換えられるセキュリティ情報
Windows 7 for 32-bit Systems および Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1サービス拒否警告MS11-077
Windows 7 for x64-based Systems および Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1サービス拒否警告MS11-077
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems および Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1***サービス拒否警告MS11-077
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems および Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1サービス拒否警告MS11-077

***Server Core インストールは影響を受けません。この更新プログラムで解決している脆弱性は、Server Core インストール オプションを使用して Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 をインストールした場合、この脆弱性による影響を受けるファイルがコンピューターに存在していたとしても、サポートされているエディションの Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 に影響を与えません。しかし、更新プログラムのファイルのバージョン番号は現在コンピューターに存在するファイルのものより新しいため (より新しいバージョン番号を持つため)、この更新プログラムが提供されます。このインストール オプションの詳細については、TechNet の記事 Server Core および Windows Server 2008 R2 の Server Core を参照してください。Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 の特定のエディションでは、Server Core インストール オプションが使用できないことに注意してください。詳細については、Server Core インストール オプションの比較を参照してください。

影響を受けないソフトウェア

オペレーティング システム
Windows XP Service Pack 3
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2
Windows Server 2003 Service Pack 2
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems
Windows Vista Service Pack 2
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2

このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)

脆弱性の情報

深刻度および脆弱性識別番号

TrueType フォントの解析の脆弱性 - CVE-2011-2004

更新プログラムに関する情報

検出および展開ツールとガイダンス

セキュリティ更新プログラムの展開

関連情報

謝辞

この問題を連絡し、顧客の保護に協力してくださった下記の方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。

  • TrueType フォントの解析の脆弱性 (CVE-2011-2004) を報告してくださった CERT/CC のWill Dorman 氏

Microsoft Active Protections Program (MAPP)

お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。このような保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報については、Microsoft Active Protections Program (MAPP) パートナーに記載されている各社の Web サイトを参照してください。

サポート

  • セキュリティ関連、およびセキュリティ更新プログラムに関するご質問や、ご不明な点などがありましたら、マイクロソフト セキュリティ情報センターまでご連絡ください。マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償でサポートをご提供いたします。利用可能なサポート オプションの詳細については、マイクロソフト サポート オンラインを参照してください。
  • その他、製品に関するご質問は、マイクロソフト プロダクト サポートまでご連絡ください。マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償またはインシデントの未消費にてサポートをご提供いたします。マイクロソフト プロダクト サポートへの連絡方法については、こちらを参照してください。

免責

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更新履歴

  • V1.0 (2011/11/09):このセキュリティ情報ページを公開しました。