Launch Printer Friendly Page Security TechCenter > セキュリティ情報 > マイクロソフト セキュリティ情報 MS09-003

マイクロソフト セキュリティ情報 MS09-003 - 緊急

Microsoft Exchange の脆弱性により、リモートでコードが実行される (959239)

公開日: | 最終更新日:

バージョン: 1.1

絵でみるセキュリティ情報

概説

要点

このセキュリティ更新プログラムは、非公開で報告された Microsoft Exchange Server に存在する 2 件の脆弱性を解決します。第 1 番目の脆弱性では、特別な細工がされた TNEF のメッセージが Microsoft Exchange Server に送信された場合に、リモートでコードが実行される可能性があります。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、Exchange Server サービス アカウント特権を使用し、影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。第 2 番目の脆弱性では、特別な細工がされた MAPI コマンドが Microsoft Exchange Server に送信された場合に、サービス拒否が起こる可能性があります。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、Microsoft Exchange System Attendant サービスおよび EMSMDB32 プロバイダーを使用している別のサービスが応答を停止します。

このセキュリティ更新プログラムは Microsoft Exchange 2000 Server、Microsoft Exchange Server 2003、Microsoft Exchange Server 2007 および Microsoft Exchange Server MAPI クライアントのすべてのサポートされているエディションについて、深刻度「緊急」と評価されています。

詳細情報は、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションをご覧ください。このセキュリティ更新プログラムは Microsoft Exchange Server が TNEF メッセージおよび MAPI コマンドを解釈する方法を変更して、脆弱性を解決します。この脆弱性の詳細情報は、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」をご覧ください。

推奨する対応策: マイクロソフトは、お客様が直ちにこの更新プログラムを適用することを推奨します。

既知の問題: マイクロソフト サポート技術情報 959239 には、このセキュリティ更新プログラムをインストールする際に起こる可能性のある既知の問題に関して説明されています。

US マイクロソフトセキュリティ情報: http://www.microsoft.com/technet/security/bulletin/MS09-003.mspx

影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア

次の影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェアの表では、サポート ライフサイクルが終了したソフトウェア バージョンは含んでいません。ご使用中の製品およびバージョンのサポートライフ サイクルを確認するためには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧ください。

影響を受けるソフトウェアおよびそのダウンロード先:

ダウンロードこのマークをクリックして、PC/AT 互換機用の更新プログラムをダウンロードしてください。
更新プログラムをダウンロードおよびインストールする方法は、更新プログラムのダウンロード方法および更新プログラムのインストール方法をご覧ください。

Microsoft サーバー ソフトウェアPC/AT最も深刻な脆弱性の影響総合的な深刻度この更新プログラムによって置き換えられるセキュリティ情報
2004 年 8 月公開の更新プログラムのロールアップを適用している Microsoft Exchange 2000 Server Service Pack 3
(KB959897)
ダウンロードリモートでコードが実行される緊急なし
Microsoft Exchange Server 2003 Service Pack 2*
(KB959897)
ダウンロードリモートでコードが実行される緊急なし
(詳細情報については、セキュリティ更新プログラムに関する FAQ をご覧ください)
Microsoft Exchange Server 2007 Service Pack 1**
(KB959241)
ダウンロードリモートでコードが実行される緊急MS08-039
Microsoft Exchange Server MAPI クライアントおよび Collaboration Data Objects 1.2.1***ダウンロードリモートでコードが実行される緊急なし

* サーバーが Exchange サービスのアクティブ インスタンスも実行している場合、Exchange Server 2003 用の Microsoft Exchange システム管理ツールが含まれます。 詳細については、そのセクションをご覧ください。

** 32 ビットと x64 ベースのエディションを含む。

*** The Microsoft Exchange Server MAPI クライアントには影響を受けるコードが含まれています。Microsoft Exchange Server MAPI クライアントを実行しているお客様は、このセキュリティ情報で説明している脆弱性を防ぐため、MAPI クライアントのバージョン 6.5.8069 に更新する必要があります。詳細情報は、「このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)」のセクションをご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)

脆弱性の詳細

深刻度および脆弱性識別番号

メモリの破損の脆弱性 - CVE-2009-0098

リテラル処理の脆弱性 - CVE-2009-0099

セキュリティ更新プログラムに関する情報

検出および展開ツールとガイダンス

セキュリティ更新プログラムの展開

その他の情報

謝辞

この問題を連絡し、顧客の保護に協力して下さった下記の方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。

Microsoft Active Protections Program (MAPP)

お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。この様な保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報は、Microsoft Active Protections Program (MAPP) Partners (英語情報) に記載されている各社の Web サイトをご覧ください。

サポート

免責条項

本セキュリティ情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation 及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation 及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • 2009/02/11: このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • 2009/02/17: このセキュリティ情報を更新し、影響を受けるソフトウェアの一覧に Microsoft Exchange Server MAPI クライアントを追加しました。「このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)」のセクションに、MAPI クライアントおよび Exchange System の管理ツールに関連するエントリをいくつか追加しました。この再リリースによる別の更新プログラムのパッケージへの影響はありません。他のすべてのサポートされている、および影響を受けるバージョンの Microsoft Exchange Server を実行していて、既に更新前のセキュリティ更新プログラムのパッケージを適用しているお客様は、今回新たに必要な対応はありません。
  • 2009/02/26: このセキュリティ情報ページを更新し、「影響を受けるソフトウェアおよびそのダウンロード先」の表に補足説明を追加しました。また、「このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)」で Exchange Server 2003 用の Exchange システム管理ツールに関する質問および回答を追加、変更しました。 今回の更新は情報のみの変更で、セキュリティ更新プログラムのバイナリには変更はありません。
  • 2009/05/27: このセキュリティ情報を更新し、「このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)」のセクションに、Microsoft Exchange Server 2003 Service Pack 2 (KB959897) 用の更新プログラムに対する検出の変更をお知らせしました。これは検出の変更のみで、パッケージへの変更はありません。このセキュリティ情報のセキュリティ更新プログラムのファイルに変更はありません。KB959897 の更新プログラムを正常にインストールしたお客様は、この更新プログラムを再インストールする必要はありません。