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マイクロソフト セキュリティ情報 MS09-014 - 緊急

Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (963027)

公開日: | 最終更新日:

バージョン: 1.1

絵でみるセキュリティ情報

概説

要点

この累積的なセキュリティ更新プログラムは Internet Explorer に存在する 4 つの非公開で報告された脆弱性と 2 つの公開された脆弱性を解決します。これらの脆弱性により、ユーザーが特別な細工がされた Web ページを Internet Explorer を使用して表示した場合、またはユーザーが HTTP プロトコルを介し攻撃者のサーバーに接続した場合、リモートでコードが実行される可能性があります。システムのアカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

この累積的な更新プログラムは、サポートされているエディションの Microsoft Windows 2000 で実行されている Internet Explorer 5.01 および Internet Explorer 6 Service Pack 1、サポートされているエディションの Windows XP で実行されている Internet Explorer 7、およびサポートされているエディションの Windows Vista で実行されている Internet Explorer 7 について、それぞれ深刻度は「緊急」と評価されています。サポートされているエディションの Windows Server 2003 および Windows Server 2008 で実行されている Internet Explorer 6 および Internet Explorer 7 については、深刻度は「重要」です。詳細情報は、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションをご覧ください。

この累積的なセキュリティ更新プログラムは、Internet Explorer がコンピューターで読み込むファイルの検索、認証の応答の検証、Web ページ間を移動する際の画面切り替えエラーの処理、メモリ オブジェクトの処理を行う方法を変更し、これらの脆弱性を解決します。これらの脆弱性の詳細情報は、次の「脆弱性の情報」のセクションの下のサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムは、最初にマイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 953818 で説明された脆弱性も解決します。

推奨する対応策: 自動更新を有効にしている場合、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードされインストールされるため、特別な操作を行う必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションに関する情報は、サポート技術情報 294871 をご覧ください。

この累積的なセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたい管理者およびエンタープライズ インストール、またはエンド ユーザーについては、マイクロソフトは更新プログラム管理ソフトウェアを使用して、または Microsoft Update サービスを使用して更新プログラムを確認することにより、この累積的な更新プログラムを直ちに適用することを推奨します。

このセキュリティ情報の後半の「検出および適用のツールとガイダンス」をご覧ください。

既知の問題: マイクロソフト サポート技術情報 963027 には、このセキュリティ更新プログラムをインストールする際に起こる可能性のある既知の問題に関して説明されています。また、これらの問題に対する推奨される解決策についても説明しています。既知の問題および推奨される解決策がこのソフトウェアの特定のリリースにのみ該当する場合は、サポート技術情報に関連のリンクを掲載します。

US マイクロソフトセキュリティ情報: http://www.microsoft.com/technet/security/bulletin/MS09-014.mspx

影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア

次の影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェアの表では、サポート ライフサイクルが終了したソフトウェア バージョンは含んでいません。ご使用中の製品およびバージョンのサポートライフ サイクルを確認するためには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧ください。

影響を受けるソフトウェアおよびそのダウンロード先:

ダウンロードこのマークをクリックして、PC/AT 互換機用または NEC PC-9800 シリーズ用の更新プログラムをダウンロードしてください。
更新プログラムをダウンロードおよびインストールする方法は、更新プログラムのダウンロード方法および更新プログラムのインストール方法をご覧ください。

オペレーティング システムコンポーネントPC/ATPC-9800最も深刻な脆弱性の影響総合的な深刻度この更新プログラムによって置き換えられるセキュリティ情報
Internet Explorer 5.01 および Internet Explorer 6 Service Pack 1
Microsoft Windows 2000 Service Pack 4Microsoft Internet Explorer 5.01 Service Pack 4ダウンロードダウンロードリモートでコードが実行される緊急MS08-073

MS08-078

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4Microsoft Internet Explorer 6 Service Pack 1ダウンロードダウンロードリモートでコードが実行される緊急MS08-073

MS08-078

Internet Explorer 6
Windows XP Service Pack 2 および Windows XP Service Pack 3Microsoft Internet Explorer 6ダウンロード-リモートでコードが実行される緊急MS08-073

MS08-078

Windows XP Professional x64 Edition および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2Microsoft Internet Explorer 6ダウンロード-リモートでコードが実行される緊急MS08-073

MS08-078

Windows Server 2003 Service Pack 1 および Windows Server 2003 Service Pack 2Microsoft Internet Explorer 6ダウンロード-リモートでコードが実行される重要MS08-073

MS08-078

Windows Server 2003 x64 Edition および Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2Microsoft Internet Explorer 6ダウンロード-リモートでコードが実行される重要MS08-073

MS08-078

Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems および Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based SystemsMicrosoft Internet Explorer 6ダウンロード-リモートでコードが実行される重要MS08-073

MS08-078

Internet Explorer 7
Windows XP Service Pack 2 および Windows XP Service Pack 3Windows Internet Explorer 7ダウンロード-リモートでコードが実行される緊急MS09-002
Windows XP Professional x64 Edition および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2Windows Internet Explorer 7ダウンロード-リモートでコードが実行される緊急MS09-002
Windows Server 2003 Service Pack 1 および Windows Server 2003 Service Pack 2Windows Internet Explorer 7ダウンロード-リモートでコードが実行される重要MS09-002
Windows Server 2003 x64 Edition および Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2Windows Internet Explorer 7ダウンロード-リモートでコードが実行される重要MS09-002
Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems および Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based SystemsWindows Internet Explorer 7ダウンロード-リモートでコードが実行される重要MS09-002
Windows Vista および Windows Vista Service Pack 1Windows Internet Explorer 7ダウンロード-リモートでコードが実行される緊急MS09-002
Windows Vista x64 Edition および Windows Vista x64 Edition Service Pack 1Windows Internet Explorer 7ダウンロード-リモートでコードが実行される緊急MS09-002
Windows Server 2008 for 32-bit Systems*Windows Internet Explorer 7ダウンロード-リモートでコードが実行される重要MS09-002
Windows Server 2008 for x64-based Systems*Windows Internet Explorer 7ダウンロード-リモートでコードが実行される重要MS09-002
Windows Server 2008 for Itanium-based SystemsWindows Internet Explorer 7ダウンロード-リモートでコードが実行される重要MS09-002

*Windows Server 2008 Server Core インストールは影響を受けません。この更新プログラムが解決している脆弱性は、Server Core インストールオプションを使用して Windows Server 2008 をインストールした場合、サポートされているエディションの Windows Server 2008 に影響を与えません。このインストール オプションに関する詳細情報は、Server Core をご覧ください。Server Core インストール オプションは Windows Server 2008 の特定のエディションには適用できないことに注意してください。詳細は、Server Core インストールオプションの比較をご覧ください。

影響を受けないソフトウェア

オペレーティング システムコンポーネント
Windows XP Service Pack 2 および Windows XP Service Pack 3Windows Internet Explorer 8
Windows XP Professional x64 Edition および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2Windows Internet Explorer 8
Windows Server 2003 Service Pack 1 および Windows Server 2003 Service Pack 2Windows Internet Explorer 8
Windows Server 2003 x64 Edition および Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2Windows Internet Explorer 8
Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems および Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based SystemsWindows Internet Explorer 8
Windows Vista および Windows Vista Service Pack 1Windows Internet Explorer 8
Windows Vista x64 Edition および Windows Vista x64 Edition Service Pack 1Windows Internet Explorer 8
Windows Server 2008 for 32-bit SystemsWindows Internet Explorer 8
Windows Server 2008 for x64-based SystemsWindows Internet Explorer 8
Windows Server 2008 for Itanium-based SystemsWindows Internet Explorer 8

このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)

脆弱性の詳細

深刻度および脆弱性識別番号

複合的な脅威のリモートでコードが実行される脆弱性 - CVE-2008-2540

WinINet の資格情報の再利用の脆弱性 - CVE-2009-0550

ページの切り替えのメモリの破損の脆弱性 - CVE-2009-0551

初期化されていないメモリの破損の脆弱性 - CVE-2009-0552

初期化されていないメモリの破損の脆弱性 - CVE-2009-0553

初期化されていないメモリの破損の脆弱性 - CVE-2009-0554

セキュリティ更新プログラムに関する情報

検出および展開ツールとガイダンス

セキュリティ更新プログラムの展開

その他の情報

謝辞

この問題を連絡し、顧客の保護に協力して下さった下記の方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。

  • 複合的な脅威のリモートでコードが実行される脆弱性 - CVE-2008-2540 を報告してくださった Aviv Raff 氏
  • ページの切り替えのメモリの破損の脆弱性 - CVE-2009-0551 を報告してくださった Google Inc. の Michal Zalewski 氏
  • 初期化されていないメモリの破損の脆弱性 - CVE-2009-0552 を報告してくださった iSIGHT Partners Labs の Ivan Fratric 氏
  • 初期化されていないメモリの破損の脆弱性 - CVE-2009-0553 を報告してくださった Google Inc. の Skylined 氏
  • 初期化されていないメモリの破損の脆弱性 - CVE-2009-0554 を報告してくださった VenusTech の ADLab

マイクロソフトは、このセキュリティ情報の最初の公開における品質問題について、マイクロソフトに協力してくださり、詳細情報を提供してくださった次の方および企業に対し、深い謝意を表します。

Microsoft Active Protections Program (MAPP)

お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。この様な保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報は、Microsoft Active Protections Program (MAPP) Partners (英語情報) に記載されている各社の Web サイトをご覧ください。

サポート

免責条項

本セキュリティ情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation 及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation 及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • 2009/04/15: このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • 2009/04/16: このセキュリティ情報ページを更新し、「このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)」に新たに質問と回答を追加しました。また、「脆弱性の詳細」欄の「複合的な脅威のリモートでコードが実行される脆弱性 - CVE-2008-2540」で、このセキュリティ情報と MS09-015 の CVE-2008-2540 の関連性を説明しました。
  • 2009/04/23: このセキュリティ情報を更新し、「このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)」 のセクションの、「Microsoft Windows 2000 の複合的な脅威の脆弱性に対し Internet Explorer の多層防御の保護を有効にすることはできますか?」に対する回答を変更しました。
  • 2009/08/26: 「このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問」の CVE-2008-2540 について、検索パスの機能の制御キーを修正しました。
  • 2010/07/22: このセキュリティ情報を更新し、「このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)」のセクションの、多層防御の有効に関連する DWORD 値を変更しました。以前に、複合的な脅威の問題に対する多層防御を有効にしたユーザーは、各環境が正しい DWORD 値を使用しているか確認してください。