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マイクロソフト セキュリティ情報 MS09-017 - 緊急

Microsoft Office PowerPoint の脆弱性により、リモートでコードが実行される (967340)

公開日: | 最終更新日:

バージョン: 1.0

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概説

要点

このセキュリティ更新プログラムは、ユーザーが特別に細工された PowerPoint ファイルを表示した場合、リモートでコードが実行される可能性がある、一般に公開された 1 件の脆弱性および非公開で報告された複数の Microsoft PowerPoint の脆弱性を解決します。攻撃者がこれらの脆弱性のいずれかを悪用した場合、影響を受けるコンピューターが完全に制御される可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。システムのアカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

このセキュリティ更新プログラムの深刻度は、サポートされているエディションの Microsoft Office PowerPoint 2000 について「緊急」に評価されています。サポートされているエディションの Microsoft Office PowerPoint 2002、Microsoft Office PowerPoint 2003、Microsoft Office PowerPoint 2007、Microsoft Office 2004 for Mac、Microsoft Office 2008 for Mac、Open XML File Format Converter for Mac、すべてのサポートされているバージョンの PowerPoint Viewer、Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック、Microsoft Works 8.5 および Microsoft Works 9 については「重要」と評価しています。詳細情報は、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションをご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムは、特別に細工された PowerPoint ファイルを表示した場合に、PowerPoint にてメモリ破損が起きる可能性のある状態を処理する方法を変更することで、脆弱性を解決します。また、この更新プログラムは Microsoft Office PowerPoint 2000 および Microsoft Office PowerPoint 2002 が PowerPoint 4.0 のネイティブ ファイル形式を開かないようにすることで、脆弱性を解決します。この脆弱性の詳細情報は、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムは、最初にマイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 969136 で説明した脆弱性も解決します。

推奨する対応策: マイクロソフトは、お客様に直ちにこの更新プログラムを適用することを推奨します。

既知の問題: サポート技術情報 967340 で、このセキュリティ更新プログラムのインストール時に発生する可能性がある既知の問題に関して説明しています。また、これらの問題に対する推奨される解決策についても説明しています。また、既知の問題および推奨される解決策がこのソフトウェアの特定のリリースにのみ該当する場合は、サポート技術情報に関連のリンクを掲載します。

US マイクロソフトセキュリティ情報: http://www.microsoft.com/technet/security/bulletin/MS09-017.mspx

影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア

次の影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェアの表では、サポート ライフサイクルが終了したソフトウェア バージョンは含んでいません。ご使用中の製品およびバージョンのサポートライフ サイクルを確認するためには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧ください。

影響を受けるソフトウェアおよびそのダウンロード先:

ダウンロードこのマークをクリックして、PC/AT 互換機用または NEC PC-9800 シリーズ用の更新プログラムをダウンロードしてください。
更新プログラムをダウンロードおよびインストールする方法は、更新プログラムのダウンロード方法および更新プログラムのインストール方法をご覧ください。

Office スイートおよびその他のソフトウェアコンポーネントPC/AT および PC-9800最も深刻な脆弱性の影響総合的な深刻度この更新プログラムによって置き換えられるセキュリティ情報
Microsoft Office スイートおよびコンポーネント
Microsoft Office 2000 Service Pack 3Microsoft Office PowerPoint 2000 Service Pack 3
(KB957790)
ダウンロードリモートでコードが実行される緊急MS08-051
Microsoft Office XP Service Pack 3Microsoft Office PowerPoint 2002 Service Pack 3
(KB957781)
ダウンロードリモートでコードが実行される重要MS08-051
Microsoft Office 2003 Service Pack 3Microsoft Office PowerPoint 2003 Service Pack 3
(KB957784)
ダウンロードリモートでコードが実行される重要MS08-051
2007 Microsoft Office System Service Pack 1Microsoft Office PowerPoint 2007 Service Pack 1
(KB957789)
ダウンロードリモートでコードが実行される重要MS08-051
2007 Microsoft Office System Service Pack 2Microsoft Office PowerPoint 2007 Service Pack 2
(KB957789)
ダウンロードリモートでコードが実行される重要なし
Microsoft Office for Mac
Microsoft Office 2004 for Mac
(KB969661)
対象外ダウンロードリモートでコードが実行される重要MS09-009
Microsoft Office 2008 for Mac
(KB971822)
対象外ダウンロードリモートでコードが実行される重要MS09-009
Open XML File Format Converter for Mac
(KB971824)
対象外ダウンロードリモートでコードが実行される重要MS08-074
その他の Office ソフトウェア
PowerPoint Viewer 2003
(KB969615)
対象外ダウンロードリモートでコードが実行される重要MS08-052
PowerPoint Viewer 2007 Service Pack 1 および PowerPoint Viewer 2007 Service Pack 2
(KB970059)
対象外ダウンロードリモートでコードが実行される重要なし
Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 1
(KB969618)
対象外ダウンロードリモートでコードが実行される重要MS08-051
Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 2
(KB969618)
対象外ダウンロードリモートでコードが実行される重要なし
Microsoft Works 8.5
(KB967043)
対象外ダウンロードリモートでコードが実行される重要MS08-072
Microsoft Works 9
(KB967044)
対象外ダウンロードリモートでコードが実行される重要なし

このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)

脆弱性の詳細

深刻度および脆弱性識別番号

従来のファイル形式の脆弱性 - CVE-2009-0220

整数のオーバー フローの脆弱性 - CVE-2009-0221

従来のファイル形式の脆弱性 - CVE-2009-0222

従来のファイル形式の脆弱性 - CVE-2009-0223

メモリの破損の脆弱性 - CVE-2009-0224

PP7 のメモリの破損の脆弱性 - CVE-2009-0225

従来のファイル形式の脆弱性 - CVE-2009-0226

従来のファイル形式の脆弱性 – CVE-2009-0227

メモリの破損の脆弱性 - CVE-2009-0556

PP7 のメモリの破損の脆弱性 - CVE-2009-1128

PP7 のメモリの破損の脆弱性 - CVE-2009-1129

ヒープの破損の脆弱性 - CVE-2009-1130

範囲外のデータの脆弱性 - CVE-2009-1131

従来のファイル形式の脆弱性 - CVE-2009-1137

セキュリティ更新プログラムに関する情報

検出および展開ツールとガイダンス

セキュリティ更新プログラムの展開

その他の情報

謝辞

この問題を連絡し、顧客の保護に協力して下さった下記の方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。

Microsoft Active Protections Program (MAPP)

お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。この様な保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報は、Microsoft Active Protections Program (MAPP) Partners (英語情報) に記載されている各社の Web サイトをご覧ください。

サポート

免責条項

本セキュリティ情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation 及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation 及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • 2009/05/13: このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • 2009/05/14: 影響を受けるソフトウェアの表の「この更新プログラムにより置き換えられるセキュリティ情報」の欄および PowerPoint Viewer 2003 (KB969615) 用の更新プログラムについての SMS による検出、適用に関する情報を修正しました。また、影響を受けるソフトウェアの表で、サポートされているバージョンの Microsoft Office PowerPoint 2007 用のセキュリティ更新プログラム KB969618 および KB957789 に関する補足説明が誤っていたため、これを削除しました。今回の更新は情報のみの変更です。このセキュリティ更新プログラムの検出および含まれているファイルへの変更はありません。
  • 2009/6/10: マイクロソフトはこのセキュリティ情報を更新し、Microsoft Office 2004 for Mac、Microsoft Office 2008 for Mac、Open XML File Format Converter for Mac、Microsoft Works 8.5 および Microsoft Works 9 向けの更新プログラム パッケージを提供しました。これらのソフトウェアをご利用のお客様はこの更新プログラムを直ちに適用する必要があります。