Launch Printer Friendly Page Security TechCenter > セキュリティ情報 > マイクロソフト セキュリティ情報 MS09-029

マイクロソフト セキュリティ情報 MS09-029 - 緊急

Embedded OpenType フォント エンジンの脆弱性により、リモートでコードが実行される (961371)

公開日: | 最終更新日:

バージョン: 1.0

絵でみるセキュリティ情報更新情報をメールで受信

概説

要点

このセキュリティ更新プログラムは、非公開で報告された 2 件の Microsoft Windows コンポーネントである Embedded OpenType (EOT) フォント エンジンに存在する脆弱性を解決します。 これらの脆弱性により、リモートでコードが実行される可能性があります。 攻撃者によりこれらの脆弱性のいずれかが悪用された場合、影響を受けるコンピューターがリモートで完全に制御される可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。システムで、アカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

このセキュリティ更新プログラムはすべてのサポートされているエディションの Microsoft Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista および Windows Server 2008 について、深刻度を「緊急」に評価しました。 詳細情報は、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションをご覧ください。

この更新プログラムは、Microsoft Windows EOT コンポーネントが埋め込まれているフォントを含むファイルやコンテンツを解析する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。この脆弱性に関する詳細情報は、次の「脆弱性の情報」のセクションの下の特定の脆弱性のエントリに関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」をご覧ください。

推奨する対応策: 自動更新を有効にしている場合、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードされインストールされるため、特別な操作を行う必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。 自動更新の具体的な構成オプションに関する情報は、マイクロソフト サポート技術情報 294871 をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたい管理者およびエンタープライズ インストール、またはエンド ユーザーについては、マイクロソフトは更新プログラム管理ソフトウェアを使用して、または Microsoft Update サービスを使用して更新プログラムを確認することにより、この更新プログラムを直ちに適用することを推奨します。

このセキュリティ情報の後半の「検出および適用のツールとガイダンス」をご覧ください。

既知の問題: サポート技術情報 961371 で、このセキュリティ更新プログラムのインストール時に発生の可能性がある既知の問題に関して説明しています。

US マイクロソフトセキュリティ情報: http://www.microsoft.com/technet/security/bulletin/MS09-029.mspx

影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア

次の影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェアの表では、サポート ライフサイクルが終了したソフトウェア バージョンは含んでいません。ご使用中の製品およびバージョンのサポートライフ サイクルを確認するためには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧ください。

影響を受けるソフトウェアおよびそのダウンロード先:

ダウンロードこのマークをクリックして、PC/AT 互換機用または NEC PC-9800 シリーズ用の更新プログラムをダウンロードしてください。
更新プログラムをダウンロードおよびインストールする方法は、更新プログラムのダウンロード方法および更新プログラムのインストール方法をご覧ください。

オペレーティング システム/ソフトウェアPC/ATPC-9800最も深刻な脆弱性の影響総合的な深刻度この更新プログラムによって置き換えられるセキュリティ情報
Microsoft Windows 2000 Service Pack 4ダウンロードダウンロードリモートでコードが実行される緊急MS06-002
Windows XP Service Pack 2ダウンロード- リモートでコードが実行される緊急MS06-002
Windows XP Service Pack 3ダウンロード- リモートでコードが実行される緊急なし
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2ダウンロード- リモートでコードが実行される緊急なし
Windows Server 2003 Service Pack 2ダウンロード- リモートでコードが実行される緊急なし
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2ダウンロード- リモートでコードが実行される緊急なし
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systemsダウンロード- リモートでコードが実行される緊急なし
Windows Vista、Windows Vista Service Pack 1 および Windows Vista Service Pack 2ダウンロード- リモートでコードが実行される緊急なし
Windows Vista x64 Edition、Windows Vista x64 Edition Service Pack 1 および Windows Vista x64 Edition Service Pack 2ダウンロード- リモートでコードが実行される緊急なし
Windows Server 2008 for 32-bit Systems および Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2*ダウンロード- リモートでコードが実行される緊急なし
Windows Server 2008 for x64-based Systems および Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2*ダウンロード- リモートでコードが実行される緊急なし
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems および Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2ダウンロード- リモートでコードが実行される緊急なし

* Windows Server 2008 Server Core インストールは影響を受けません。この更新プログラムで解決している脆弱性は、Server Core インストールオプションを使用して Windows Server 2008 をインストールした場合、サポートされているエディションの Windows Server 2008 に影響を与えません。 このインストール オプションに関する詳細情報は、Server Core をご覧ください。 Windows Server 2008 の特定のエディションでは、Server Core インストール オプションが使用できないことに注意してください。詳細は、Server Core インストールオプションの比較をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)

脆弱性の詳細

深刻度および脆弱性識別番号

Embedded OpenType フォントのヒープ オーバーフローの脆弱性 - CVE-2009-0231

Embedded OpenType フォントの整数オーバーフローの脆弱性 - CVE-2009-0232

セキュリティ更新プログラムに関する情報

検出および展開ツールとガイダンス

セキュリティ更新プログラムの展開

その他の情報

謝辞

この問題を連絡し、顧客の保護に協力して下さった下記の方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。

  • Embedded OpenType フォントのヒープ オーバーフローの脆弱性 - CVE-2009-0231 を報告してくださった VeriSign iDefense Labs
  • Embedded OpenType フォントのヒープ オーバーフローの脆弱性 - CVE-2010-0231 を報告してくださった Google Inc. の Tavis Ormandy 氏
  • Embedded OpenType フォントの整数オーバーフローの脆弱性 - CVE-2009-0232 を報告してくださった Thomas Garnier 氏

Microsoft Active Protections Program (MAPP)

お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。この様な保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報は、Microsoft Active Protections Program (MAPP) Partners (英語情報) に記載されている各社の Web サイトをご覧ください。

サポート

免責条項

本セキュリティ情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation 及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation 及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • 2009/07/15: このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • 2009/07/16: このセキュリティ情報ページを更新し、「セキュリティ更新プログラムに関する情報」の内のすべての参照表で、「再起動の必要性」の記述を「この更新プログラムは再起動の必要がない場合もあります。」に変更しました。
  • 2009/08/05: このセキュリティ情報を変更し、「概説」のセクションの「既知の問題」にサポート技術情報 961371 へのリンク先を追加し、2 件の脆弱性の「回避策」のセクションから "Fix it" に関する説明を削除しました。
  • 2009/08/12: このセキュリティ情報を再リリースし、すべてのサポートされているエディションの Microsoft Windows 2000、Windows XP および Windows 2003 Server 用の更新プログラムを再度提供しました。これは、これらのプラットフォーム上で最初に提供した更新プログラムにおいて発生する問題を解決するためです。マイクロソフトは、お客様が直ちにこの更新プログラムを適用されることを推奨します。
  • 2009/08/13: このセキュリティ情報を更新し、「このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)」で、Windows XP 用の改訂版セキュリティ更新プログラムの配信方法に関する情報をを追記しました。
  • 2009/08/26: このセキュリティ情報を更新し、「このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)」で、Windows XP Service Pack 2、Windows XP Service Pack 3 および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 用の日本語版の更新プログラムの再提供に関して追記しました。日本語版の更新プログラムが必要なお客様は、再リリースされた更新プログラムをインストールする必要があります。その他の更新プログラムまたはロケールは、この更新プログラムの再リリースによる影響は受けません。