マイクロソフト セキュリティ情報 MS10-005 - 警告
Microsoft ペイントの脆弱性により、リモートでコードが実行される (978706)
公開日: | 最終更新日:
バージョン: 1.0
概説
要点
このセキュリティ更新プログラムは非公開で報告された Microsoft ペイントに存在する 1 件の脆弱性を解決します。これらの脆弱性により、ユーザーが Microsoft ペイントを使用して、特別に細工された JPEG の画像ファイルを表示すると、リモートでコードが実行される可能性があります。システムで、アカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。
このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows 2000、Windows XP および Windows Server 2003 について、深刻度を「警告」と評価しました。詳細情報は、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションをご覧ください。
このセキュリティ更新プログラムは Microsoft ペイントが JPEG の画像ファイルを開く方法を変更することにより、これらの脆弱性を解決します。この脆弱性の詳細情報は、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」をご覧ください。
推奨する対応策: 自動更新を有効にしている場合、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードされインストールされるため、特別な操作を行う必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションに関する情報は、サポート技術情報 294871 をご覧ください。
このセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたい管理者およびエンタープライズ インストール、またはエンド ユーザーについて、マイクロソフトは更新プログラム管理ソフトウェアを使用する、または Microsoft Update サービスで更新プログラムを確認して、この累積的な更新プログラムの適用を考慮されることを推奨します。
このセキュリティ情報の後半の「検出および適用のツールとガイダンス」をご覧ください。
既知の問題: なし
US マイクロソフトセキュリティ情報: http://www.microsoft.com/technet/security/bulletin/MS10-005.mspx
影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア
次の影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェアの表では、サポート ライフサイクルが終了したソフトウェア バージョンは含んでいません。ご使用中の製品およびバージョンのサポートライフ サイクルを確認するためには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧ください。
影響を受けるソフトウェアおよびそのダウンロード先:
このマークをクリックして、PC/AT 互換機用または NEC PC-9800 シリーズ用の更新プログラムをダウンロードしてください。
更新プログラムをダウンロードおよびインストールする方法は、更新プログラムのダウンロード方法および更新プログラムのインストール方法をご覧ください。
影響を受けないソフトウェア
| オペレーティング システム |
|---|
| Windows Vista、Windows Vista Service Pack 1 および Windows Vista Service Pack 2 |
| Windows Vista x64 Edition、Windows Vista x64 Edition Service Pack 1 および Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 |
| Windows Server 2008 for 32-bit Systems および Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 |
| Windows Server 2008 for x64-based Systems および Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 |
| Windows Server 2008 for Itanium-based Systems および Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2 |
| Windows 7 for 32-bit Systems |
| Windows 7 for x64-based Systems |
| Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems |
| Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems |
このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)
脆弱性の詳細
深刻度および脆弱性識別番号
MS ペイントの整数のオーバーフローの脆弱性 - CVE-2010-0028
セキュリティ更新プログラムに関する情報
検出および展開ツールとガイダンス
セキュリティ更新プログラムの展開
その他の情報
謝辞
この問題を連絡し、顧客の保護に協力して下さった下記の方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。
- MS ペイントの整数のオーバー フローの脆弱性 - CVE-2010-0028 を Secunia と協力して報告してくださった ICST-ERCIS (Engineering Research Center of Info Security, Institute of Computer Science & Technology, Peking University/China) の Tielei Wang 氏
Microsoft Active Protections Program (MAPP)
お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。この様な保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報は、Microsoft Active Protections Program (MAPP) Partners (英語情報) に記載されている各社の Web サイトをご覧ください。
サポート
- セキュリティ関連、およびセキュリティ更新プログラムに関するご質問や、ご不明な点などありましたら、マイクロソフト セキュリティ情報センターまでご連絡ください。
マイクロソフト セキュリティ情報センター - その他、製品に関するご質問は、マイクロソフト プロダクト サポートまでご連絡ください。マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償またはインシデントの未消費にてサポートをご提供いたします。
マイクロソフト プロダクト サポートへの連絡方法はこちらをご覧ください。
免責条項
本セキュリティ情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation 及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation 及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。
更新履歴
- 2010/02/10: このセキュリティ情報ページを公開しました。
- 2010/02/11: 「セキュリティ更新プログラムの展開」セクションを更新し、この更新プログラムは再起動の必要がない場合があることをお知らせしました。今回の更新は情報のみの変更です。このセキュリティ情報のセキュリティ更新プログラムのファイルへの変更はありません。


