マイクロソフト セキュリティ情報 MS10-011 - 重要
Windows クライアント/サーバー ランタイム サブシステムの脆弱性により、特権が昇格される (978037)
公開日: | 最終更新日:
バージョン: 1.0
概説
要点
このセキュリティ更新プログラムは Microsoft Windows 2000、Windows XP および Windows Server 2003 の Microsoft Windows クライアント/サーバー ランタイム サブシステム (CSRSS) に存在する 1 件の非公開で報告された脆弱性を解決します。この脆弱性で、攻撃者がコンピューターにログオンし、攻撃者がログオフした後も引き続き実行されるよう設計された特別な細工がされたアプリケーションを起動した場合、特権が昇格される可能性があります。この脆弱性を悪用する場合、有効なログオン資格情報を所持し、ローカルでログオンできることが攻撃者にとっての必要条件となります。匿名ユーザーにより、この脆弱性が悪用されることはないと思われます。
このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているエディションの Microsoft Windows 2000、Windows XP および Windows Server 2003 について、深刻度を「重要」に評価しています。詳細情報は、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションをご覧ください。
このセキュリティ更新プログラムは、ログアウト時にユーザー プロセスが終了する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。この脆弱性の詳細情報は、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」をご覧ください。
推奨する対応策: 自動更新を有効にしている場合、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードされインストールされるため、特別な操作を行う必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションに関する情報は、マイクロソフト サポート技術情報 294871 をご覧ください。
管理者およびエンタープライズのインストール、またはこのセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたいエンドユーザーの場合は、更新プログラムの管理ソフトウェアまたは Microsoft Update サービス で更新プログラムを確認して、この更新プログラムをできる限り早期に適用することを推奨します。
このセキュリティ情報の後半の「検出および適用のツールとガイダンス」をご覧ください。
既知の問題: サポート技術情報 978037 で、このセキュリティ更新プログラムのインストール時に発生する可能性がある既知の問題に関して説明しています。また、これらの問題に対する推奨される解決策についても説明しています。
US マイクロソフトセキュリティ情報: http://www.microsoft.com/technet/security/bulletin/MS10-011.mspx
影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア
ここに記載されているソフトウェアをテストし、影響を受けるバージョンまたはエディションを確認しました。その他のバージョンまたはエディションはサポート ライフサイクルが終了したか、または影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイト をご覧ください。
影響を受けるソフトウェアおよびそのダウンロード先:
このマークをクリックして、PC/AT 互換機用または NEC PC-9800 シリーズ用の更新プログラムをダウンロードしてください。
更新プログラムをダウンロードおよびインストールする方法は、更新プログラムのダウンロード方法 および 更新プログラムのインストール方法 をご覧ください。
影響を受けないソフトウェア
| オペレーティング システム |
|---|
| Windows Vista、Windows Vista Service Pack 1 および Windows Vista Service Pack 2 |
| Windows Vista x64 Edition、Windows Vista x64 Edition Service Pack 1 および Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 |
| Windows Server 2008 for 32-bit Systems および Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 |
| Windows Server 2008 for x64-based Systems および Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 |
| Windows Server 2008 for Itanium-based Systems および Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2 |
| Windows 7 for 32-bit Systems |
| Windows 7 for x64-based Systems |
| Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems |
| Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems |
このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)
脆弱性の詳細
深刻度および脆弱性識別番号
CSRSS のローカルの特権の昇格の脆弱性 - CVE-2010-0023
セキュリティ更新プログラムに関する情報
検出および展開ツールとガイダンス
セキュリティ更新プログラムの展開
その他の情報
謝辞
この問題を連絡し、顧客の保護に協力して下さった下記の方に対し、マイクロソフトは深い 謝意 を表します。
- CSRSS のローカルの特権の昇格の脆弱性 - CVE-2010-0023 を報告してくださった Hispasec の Matthew 'j00ru' Jurczyk 氏および Gynvael Coldwind 氏
Microsoft Active Protections Program (MAPP)
お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。この様な保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報は、Microsoft Active Protections Program (MAPP) Partners (英語情報) に記載されている各社の Web サイトをご覧ください。
サポート
- セキュリティ関連、およびセキュリティ更新プログラムに関するご質問や、ご不明な点などありましたら、マイクロソフト セキュリティ情報センターまでご連絡ください。
マイクロソフト セキュリティ情報センター マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償でサポートをご提供いたします。利用可能なサポート オプションに関する詳細は マイクロソフト サポート オンライン をご覧ください。 - その他、製品に関するご質問は、マイクロソフト プロダクト サポートまでご連絡ください。マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償またはインシデントの未消費にてサポートをご提供いたします。
マイクロソフト プロダクト サポートへの連絡方法はこちらをご覧ください。
免責条項
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更新履歴
- 2010/02/10: このセキュリティ情報ページを公開しました。
- 2010/06/10: このセキュリティ情報ページを更新し、「概説」の「既知の問題」のセクションに、サポート技術情報 978037 へのリンクを追加しました。


