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マイクロソフト セキュリティ情報 MS10-015 - 重要

Windows カーネルの脆弱性により、特権が昇格される (977165)

公開日: | 最終更新日:

バージョン: 1.0

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概説

要点

このセキュリティ更新プログラムは Microsoft Windows に存在する 1 件の公開された脆弱性および 1 件の非公開で報告された脆弱性を解決します。これらの脆弱性により、攻撃者がシステムにログオンして、次に特別に細工されたアプリケーションを実行した場合に、特権の昇格が起こる可能性があります。いずれかの脆弱性が悪用された場合、攻撃者が有効なログオン資格情報を取得し、ローカルでログオンする可能性があります。リモートで、または匿名ユーザーにより、この脆弱性が悪用されることはないと思われます。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているエディションの Microsoft Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista、Windows Server 2008 および Windows 7 for 32-bit Systems について、深刻度を「重要」に評価しています。詳細情報は、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションをご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムは Windows カーネルに例外を正しく処理させることにより、これらの脆弱性を解決します。この脆弱性に関する詳細情報は、次の「脆弱性の情報」のセクションの下の特定の脆弱性のエントリに関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムは、最初にマイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 979682 で説明した脆弱性も解決します。

推奨する対応策: 自動更新を有効にしている場合、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードされインストールされるため、特別な操作を行う必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションに関する情報は、サポート技術情報 294871 をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたい管理者およびエンタープライズ インストール、またはエンド ユーザーについては、マイクロソフトは更新プログラム管理ソフトウェアを使用して、または Microsoft Update サービスを使用して更新プログラムを確認することにより、この累積的な更新プログラムを直ちに適用することを推奨します。 このセキュリティ情報の後半の「検出および適用のツールとガイダンス」をご覧ください。

既知の問題: マイクロソフト サポート技術情報 977165 には、このセキュリティ更新プログラムをインストールする際に起こる可能性のある既知の問題に関して説明されています。

US マイクロソフトセキュリティ情報: http://www.microsoft.com/technet/security/bulletin/MS10-015.mspx

影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア

次の影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェアの表では、サポート ライフサイクルが終了したソフトウェア バージョンは含んでいません。ご使用中の製品およびバージョンのサポートライフ サイクルを確認するためには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧ください。

影響を受けるソフトウェアおよびそのダウンロード先:

ダウンロードこのマークをクリックして、PC/AT 互換機用または NEC PC-9800 シリーズ用の更新プログラムをダウンロードしてください。
更新プログラムをダウンロードおよびインストールする方法は、更新プログラムのダウンロード方法および更新プログラムのインストール方法をご覧ください。

オペレーティング システムPC/ATPC-9800最も深刻な脆弱性の影響総合的な深刻度この更新プログラムによって置き換えられるセキュリティ情報
Microsoft Windows 2000 Service Pack 4 ダウンロードダウンロード特権の昇格重要MS09-058
Windows XP Service Pack 2 および Windows XP Service Pack 3 ダウンロード- 特権の昇格重要MS09-058
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 ダウンロード- 特権の昇格重要MS09-058
Windows Server 2003 Service Pack 2 ダウンロード- 特権の昇格重要MS09-058
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 ダウンロード- 特権の昇格重要MS09-058
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems ダウンロード- 特権の昇格重要MS09-058
Windows Vista、Windows Vista Service Pack 1 および Windows Vista Service Pack 2 ダウンロード- 特権の昇格重要MS09-058
Windows Vista x64 Edition、Windows Vista x64 Edition Service Pack 1 および Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 ダウンロード- 特権の昇格重要MS09-058
Windows Server 2008 for 32-bit Systems および Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2* ダウンロード- 特権の昇格重要MS09-058
Windows Server 2008 for x64-based Systems および Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2* ダウンロード- 特権の昇格重要MS09-058
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems および Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2 ダウンロード- 特権の昇格重要MS09-058
Windows 7 for 32-bit Systems ダウンロード- 特権の昇格重要なし

*Windows Server 2008 Server Core インストールは影響を受けます。サポートされているエディションの Windows Server 2008 では、Server Core インストール オプションを使用してインストールされているかどうかに関わらず、同じ深刻度でこの更新プログラムが適用されます。このインストール オプションに関する詳細情報は、Server Core をご覧ください。Server Core インストール オプションは Windows Server 2008 の特定のエディションには適用できないことに注意してください。詳細は、Server Core インストールオプションの比較をご覧ください。

影響を受けないソフトウェア

オペレーティング システム
Windows 7 for x64-based Systems
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems

このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)

脆弱性の詳細

深刻度および脆弱性識別番号

Windows カーネルの例外ハンドラーの脆弱性 - CVE-2010-0232

Windows カーネルのダブル フリーの脆弱性 - CVE-2010-0233

セキュリティ更新プログラムに関する情報

検出および展開ツールとガイダンス

セキュリティ更新プログラムの展開

その他の情報

謝辞

この問題を連絡し、顧客の保護に協力して下さった下記の方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。

  • 「Windows カーネルのダブル フリーの脆弱性」 - CVE-2010-0233 を報告してくださった Google Inc. の Tavis Ormandy 氏

Microsoft Active Protections Program (MAPP)

お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。この様な保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報は、Microsoft Active Protections Program (MAPP) Partners (英語情報) に記載されている各社の Web サイトをご覧ください。

サポート

免責条項

本セキュリティ情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation 及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation 及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • 2010/02/10: このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • 2010/02/11: System Management Server の表の、SMS 2003 with ITMU 列の Windows 7 の記載を変更しました。また、CVE-2010-0232 の問題を緩和する要素の記述に関して、脆弱性の影響を受けない OS として Windows Server 2008 for 32-bit Systems の記述を削除しました。今回の更新は情報のみの変更です。このセキュリティ情報のセキュリティ更新プログラムのファイルへの変更はありません。
  • 2010/03/03: このセキュリティ情報を更新し、「このセキュリティ情報に関するよく寄せられる質問 (FAQ)」に項目を追加し、Windows Update 上での改訂版パッケージの提供について、お伝えしました。システムを更新済みのお客様は、特別な対策を行う必要はありません。
  • 2010/03/18: このセキュリティ情報を更新し、Microsoft Windows 2000、Windows XP および Windows Server 2003 用の 2010 年 3 月 3 日公開の改訂版パッケージについて「レジストリ キーの確認」情報を追加しました。今回の更新は情報のみの変更です。