Launch Printer Friendly Page Security TechCenter > セキュリティ情報 > マイクロソフト セキュリティ情報 MS11-025

マイクロソフト セキュリティ情報 MS11-025 - 重要

Microsoft Foundation Class (MFC) ライブラリの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2500212)

公開日: | 最終更新日:

バージョン: 4.2

概説

概要

このセキュリティ更新プログラムは Microsoft Foundation Class (MFC) ライブラリを使用して開発された特定のアプリケーションに存在する一般に公開された脆弱性を解決します。この脆弱性で、ユーザーが影響を受けるアプリケーションなどに関連した正当なファイルや、特別な細工がされたライブラリ ファイルと同じネットワーク フォルダーにあるファイルを開いた場合、リモートでコードが実行される可能性があります。攻撃は、ユーザーが信頼されないリモート ファイル システムの場所または WebDAV 共有を訪問して、この場所から影響を受けるアプリケーションでロードされるドキュメントを開いた場合に実行される可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているエディションの Microsoft Visual Studio および Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージについて、深刻度を「重要」と評価しています。詳細情報については、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、MFC を使用して開発されたアプリケーションが外部ライブラリをロードする方法を修正して、脆弱性を解決します。この脆弱性に関する詳細については、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」を参照してください。

推奨する対応策: 自動更新を有効にしている大多数のお客様には、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードおよびインストールされるため、特別な措置を講じる必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションの詳細については、サポート技術情報 294871 を参照してください。

管理者およびエンタープライズのインストール、またはこのセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたいエンドユーザーは、更新プログラムの管理ソフトウェアまたは Microsoft Update サービスで更新プログラムを確認して、この更新プログラムをできる限り早期に適用することを推奨します。

このセキュリティ情報の後半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

既知の問題 サポート技術情報 2500212 で、このセキュリティ更新プログラムをインストールする際に起こる可能性のある既知の問題に関して説明しています。また、これらの問題に対する推奨される解決策についても説明しています。

影響を受けるソフトウェアと影響を受けないソフトウェア

ここに記載されているソフトウェアをテストし、影響を受けるバージョンまたはエディションを確認しました。その他のバージョンまたはエディションはサポート ライフサイクルが終了したか、または影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受けるソフトウェア

オペレーティング システム最も深刻な脆弱性の影響総合的な深刻度この更新プログラムにより置き換えられるセキュリティ情報
Microsoft Visual Studio .NET 2003 Service Pack 1
(KB2465373)
リモートでコードが実行される重要MS09-035
Microsoft Visual Studio 2005 Service Pack 1
(KB2538218)
リモートでコードが実行される重要MS09-035
Microsoft Visual Studio 2008 Service Pack 1
(KB2538241)
リモートでコードが実行される重要MS09-035
Microsoft Visual Studio 2010
(KB2542054)
リモートでコードが実行される重要なし
Microsoft Visual Studio 2010 Service Pack 1
(KB2565057)
リモートでコードが実行される重要なし
Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ
(KB2538242)
リモートでコードが実行される重要MS09-035
Microsoft Visual C++ 2008 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ
(KB2538243)
リモートでコードが実行される重要MS09-035
Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ
(KB2467173)
リモートでコードが実行される重要なし
Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ Service Pack 1
(KB2565063)
リモートでコードが実行される重要なし

このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)

脆弱性の情報

深刻度および脆弱性識別番号

MFC の安全でないライブラリのロードの脆弱性 - CVE-2010-3190

更新プログラムに関する情報

検出および展開ツールとガイダンス

セキュリティ更新プログラムの展開

関連情報

Microsoft Active Protections Program (MAPP)

お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。このような保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報については、Microsoft Active Protections Program (MAPP) パートナーに記載されている各社の Web サイトを参照してください。

サポート

  • セキュリティ関連、およびセキュリティ更新プログラムに関するご質問や、ご不明な点などがありましたら、マイクロソフト セキュリティ情報センターまでご連絡ください。マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償でサポートをご提供いたします。利用可能なサポート オプションの詳細については、マイクロソフト サポート オンラインを参照してください。
  • その他、製品に関するご質問は、マイクロソフト プロダクト サポートまでご連絡ください。マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償またはインシデントの未消費にてサポートをご提供いたします。マイクロソフト プロダクト サポートへの連絡方法については、こちらを参照してください。

免責

この文書に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation 及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation 及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • V1.0 (2011/04/13):このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • V1.1 (2011/04/13):このセキュリティ情報ページを更新し、「よく寄せられる質問」の「サードパーティ アプリケーション開発者が Visual C++ を使用している場合、 どのようにその開発者のアプリケーションを更新するのですか?」の回答を変更しました。
  • V2.0 (2011/04/22):このセキュリティ更新プログラムを再リリースし、検出問題を解決するために更新プログラムを再提供しました。このセキュリティ情報のセキュリティ更新プログラムのファイルへの変更はありません。更新プログラムをシステムに正常にインストールされたお客様は、この更新プログラムを再インストールする必要はありません。
  • V2.1 (2011/04/28):このセキュリティ情報を更新し、セキュリティ情報の置き替えに関する情報を修正し、FAQ のエントリ「システム上に適当な攻撃ベクターがない場合、この更新プログラムは提供されますか?」に詳細な説明を追加しました。
  • V3.0 (2011/06/15):Microsoft Visual Studio 2005 Service Pack 1、Microsoft Visual Studio 2008 Service Pack 1、Microsoft Visual Studio 2010、Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ、および Microsoft Visual C++ 2008 Service Pack 1 再頒布可能パッケージの更新プログラムを再提供しました。この更新プログラムを以前にインストールしたユーザーは、この新しいパッケージを影響を受けるコンピューターにインストールする必要があります。
  • V4.0 (2011/08/10):影響を受けるソフトウェアとして、Microsoft Visual Studio 2010 Service Pack 1 (KB2565057) および Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ Service Pack 1 (KB2565063) を追加しました。詳細については、更新プログラムに関する FAQ を参照してください。同様に、Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ、Microsoft Visual C++ 2008 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ、および Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージの更新プログラムに関する確認情報を修正しました。
  • V4.1 (2011/11/30):このセキュリティ情報ページを更新し、Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージおよび Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ Service Pack 1 について、インストール スイッチとスイッチの表を修正しました。今回の更新は情報のみの変更です。
  • V4.2 (2012/01/26):このセキュリティ情報ページを更新し、KB2538242、KB2538243、KB2467173、KB2538218、KB2538241 および KB2542054 の検出を変更し、インストールに関する問題を修正したことを「このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)」でお知らせしました。これは検出の変更のみです。セキュリティ更新プログラムのファイルへの変更はありません。システムを正常に更新済みのお客様は、措置を講じる必要はありません。