マイクロソフト セキュリティ情報 MS12-002 - 重要
Windows オブジェクト パッケージャーの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2603381)
公開日:
バージョン: 1.0
概説
概要
このセキュリティ更新プログラムは非公開で報告された Microsoft Windows に存在する 1 件の脆弱性を解決します。この脆弱性により、特別な細工が施された実行可能ファイルと同じネットワーク ディレクトリにある、パッケージ化されたオブジェクトが組み込まれた正当なファイルをユーザーが開いた場合に、リモートでコードが実行される可能性があります。この脆弱性が悪用された場合、攻撃者がログオン ユーザーと同じ権限を取得する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。
このセキュリティ更新プログラムは Windows XP および Windows Server 2003 のすべてのサポートされているエディションについて、深刻度「重要」と評価されています。詳細情報については、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションを参照してください。
このセキュリティ更新プログラムは、Windows オブジェクト パッケージャーに関連付けられたレジストリ キーを修正して、脆弱性を解決します。この脆弱性に関する詳細については、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」を参照してください。
推奨する対応策: 自動更新を有効にしている大多数のお客様には、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードおよびインストールされるため、特別な措置を講じる必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションの詳細については、サポート技術情報 294871 を参照してください。
管理者およびエンタープライズのインストール、またはこのセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたいエンドユーザーは、更新プログラムの管理ソフトウェアまたは Microsoft Update サービスで更新プログラムを確認して、この更新プログラムをできる限り早期に適用することを推奨します。
このセキュリティ情報の後半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
既知の問題: なし
影響を受けるソフトウェアと影響を受けないソフトウェア
ここに記載されているソフトウェアをテストし、影響を受けるバージョンまたはエディションを確認しました。その他のバージョンまたはエディションはサポート ライフサイクルが終了したか、または影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。
影響を受けるソフトウェア
| オペレーティング システム | 最も深刻な脆弱性の影響 | 総合的な深刻度 | この更新プログラムにより置き換えられるセキュリティ情報 |
|---|---|---|---|
| Windows XP Service Pack 3 | リモートでコードが実行される | 重要 | なし |
| Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 | リモートでコードが実行される | 重要 | なし |
| Windows Server 2003 Service Pack 2 | リモートでコードが実行される | 重要 | なし |
| Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 | リモートでコードが実行される | 重要 | なし |
| Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems | リモートでコードが実行される | 重要 | なし |
影響を受けないソフトウェア
| オペレーティング システム |
|---|
| Windows Vista Service Pack 2 |
| Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 |
| Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 |
| Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 |
| Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2 |
| Windows 7 for 32-bit Systems および Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1 |
| Windows 7 for x64-based Systems および Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1 |
| Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems および Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 |
| Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems および Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1 |
このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)
脆弱性の情報
深刻度および脆弱性識別番号
オブジェクト パッケージャーの安全でない実行可能ファイルが実行される脆弱性 - CVE-2012-0009
更新プログラムに関する情報
検出および展開ツールとガイダンス
セキュリティ更新プログラムの展開
関連情報
謝辞
この問題を連絡し、顧客の保護に協力してくださった下記の方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。
- Secunia Research
- と協力してオブジェクト パッケージャーの安全でない実行可能ファイルが実行される脆弱性 (CVE-2012-0009) を報告してくださった Parvez Anwar 氏
Microsoft Active Protections Program (MAPP)
サポート
- セキュリティ関連、およびセキュリティ更新プログラムに関するご質問や、ご不明な点などがありましたら、マイクロソフト セキュリティ情報センターまでご連絡ください。マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償でサポートをご提供いたします。利用可能なサポート オプションの詳細については、マイクロソフト サポート オンラインを参照してください。
- その他、製品に関するご質問は、マイクロソフト プロダクト サポートまでご連絡ください。マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償またはインシデントの未消費にてサポートをご提供いたします。マイクロソフト プロダクト サポートへの連絡方法については、こちらを参照してください。
免責
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更新履歴
- V1.0 (2012/01/11):このセキュリティ情報ページを公開しました。
