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マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-040 - 重要

.NET Framework の脆弱性により、なりすましが行われる (2836440)

公開日: | 最終更新日:

バージョン: 1.1

概説

概要

このセキュリティ更新プログラムは.NET Framework に存在する 1 件の一般に公開された脆弱性および 1 件の非公開で報告された脆弱性を解決します。.NET アプリケーションが特別に細工された XML ファイルを受け取った場合、より深刻な脆弱性により、なりすましが行われる可能性があります。攻撃者がこの脆弱性が悪用した場合、ファイルの署名を無効にせずに XML ファイルの内容を変更し、認証されたユーザーと同様にエンドポイント機能にアクセスできる可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムの深刻度は、影響を受けるエディションの Microsoft Windows 上の Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2、Microsoft .NET Framework 3.5、Microsoft .NET Framework 3.5.1、Microsoft .NET Framework 4、および Microsoft .NET Framework 4.5 について「重要」と評価されています。詳細情報については、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、.NET Framework が XML ファイル内の署名を検証する方法を修正し、認証用のポリシー要件を作成する方法を修正することによって、この脆弱性を解決します。これらの脆弱性の詳細については、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」を参照してください。

推奨する対応策: ほとんどのお客様は自動更新を有効にしていて、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードおよびインストールされるため、特別な措置を講じる必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションの詳細については、サポート技術情報 294871 を参照してください。

管理者およびエンタープライズのインストール、またはこのセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたいエンドユーザーは、更新プログラムの管理ソフトウェアまたは Microsoft Update サービスで更新プログラムを確認して、この更新プログラムをできる限り早期に適用することを推奨します。

このセキュリティ情報の後半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

サポート技術情報

サポート技術情報2836440
ファイルに関する情報あり
SHA1/SHA2 ハッシュあり
既知の問題あり

影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア

ここに記載されているソフトウェアをテストし、影響を受けるバージョンまたはエディションを確認しました。その他のバージョンまたはエディションはサポート ライフサイクルが終了したか、または影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受けるソフトウェア

オペレーティング システムコンポーネント最も深刻な脆弱性の影響総合的な深刻度置き換えられる更新プログラム
Windows XP
Windows XP Service Pack 3Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2
(2804577)
なりすまし重要MS10-041 の 979909
Windows XP Service Pack 3Microsoft .NET Framework 4[1]
(2804576)
なりすまし重要なし
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2
(2804577)
なりすまし重要MS10-041 の 979909
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2Microsoft .NET Framework 4[1]
(2804576)
なりすまし重要なし
Windows Server 2003
Windows Server 2003 Service Pack 2Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2
(2804577)
なりすまし重要MS10-041 の 979909
Windows Server 2003 Service Pack 2Microsoft .NET Framework 4[1]
(2804576)
なりすまし重要なし
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2
(2804577)
なりすまし重要MS10-041 の 979909
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2Microsoft .NET Framework 4[1]
(2804576)
なりすまし重要なし
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based SystemsMicrosoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2
(2804577)
なりすまし重要MS10-041 の 979909
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based SystemsMicrosoft .NET Framework 4[1]
(2804576)
なりすまし重要なし
Windows Vista
Windows Vista Service Pack 2Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2
(2804580)
なりすまし重要MS10-041 の 979910
Windows Vista Service Pack 2Microsoft .NET Framework 4[1]
(2804576)
なりすまし重要なし
Windows Vista Service Pack 2Microsoft .NET Framework 4.5
(2804582)
なりすまし重要なし
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2
(2804580)
なりすまし重要MS10-041 の 979910
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2Microsoft .NET Framework 4[1]
(2804576)
なりすまし重要なし
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2Microsoft .NET Framework 4.5
(2804582)
なりすまし重要なし
Windows Server 2008
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2
(2804580)
なりすまし重要MS10-041 の 979910
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2Microsoft .NET Framework 4[1]
(2804576)
なりすまし重要なし
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2Microsoft .NET Framework 4.5
(2804582)
なりすまし重要なし
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2
(2804580)
なりすまし重要MS10-041 の 979910
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2Microsoft .NET Framework 4[1]
(2804576)
なりすまし重要なし
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2Microsoft .NET Framework 4.5
(2804582)
なりすまし重要なし
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2
(2804580)
なりすまし重要MS10-041 の 979910
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2Microsoft .NET Framework 4[1]
(2804576)
なりすまし重要なし
Windows 7
Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1Microsoft .NET Framework 3.5.1
(2804579)
なりすまし重要なし
Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1Microsoft .NET Framework 4[1]
(2804576)
なりすまし重要なし
Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1Microsoft .NET Framework 4.5
(2804582)
なりすまし重要なし
Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1Microsoft .NET Framework 3.5.1
(2804579)
なりすまし重要なし
Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1Microsoft .NET Framework 4[1]
(2804576)
なりすまし重要なし
Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1Microsoft .NET Framework 4.5
(2804582)
なりすまし重要なし
Windows Server 2008 R2
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1Microsoft .NET Framework 3.5.1
(2804579)
なりすまし重要なし
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1Microsoft .NET Framework 4[1]
(2804576)
なりすまし重要なし
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1Microsoft .NET Framework 4.5
(2804582)
なりすまし重要なし
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1Microsoft .NET Framework 3.5.1
(2804579)
なりすまし重要なし
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1Microsoft .NET Framework 4[1]
(2804576)
なりすまし重要なし
Windows 8
Windows 8 for 32-bit SystemsMicrosoft .NET Framework 3.5
(2804584)
なりすまし重要なし
Windows 8 for 32-bit SystemsMicrosoft .NET Framework 4.5
(2804583)
なりすまし重要なし
Windows 8 for 64-bit SystemsMicrosoft .NET Framework 3.5
(2804584)
なりすまし重要なし
Windows 8 for 64-bit SystemsMicrosoft .NET Framework 4.5
(2804583)
なりすまし重要なし
Windows Server 2012
Windows Server 2012Microsoft .NET Framework 3.5
(2804584)
なりすまし重要なし
Windows Server 2012Microsoft .NET Framework 4.5
(2804583)
なりすまし重要なし
Windows RT
Windows RTMicrosoft .NET Framework 4.5[2]
(2804583)
なりすまし重要なし
Server Core インストール オプション
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール)Microsoft .NET Framework 3.5.1
(2804579)
なりすまし重要なし
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール)Microsoft .NET Framework 4[1]
(2804576)
なりすまし重要なし
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール)Microsoft .NET Framework 4.5
(2804582)
なりすまし重要なし
Windows Server 2012 (Server Core インストール)Microsoft .NET Framework 3.5
(2804584)
なりすまし重要なし
Windows Server 2012 (Server Core インストール)Microsoft .NET Framework 4.5
(2804583)
なりすまし重要なし

[1].NET Framework 4 および .NET Framework 4 Client Profile が影響を受けます。.NET Framework version 4 の再配布可能パッケージは、次の 2 種類のプロファイルで利用可能です:.NET Framework 4 および .NET Framework 4 Client Profile。.NET Framework 4 Client Profile は、.NET Framework 4 のサブセットです。この更新プログラムで解決されている脆弱性は .NET Framework 4 および .NET Framework 4 Client Profile の両方に影響を与えます。詳細については、MSDN の「.NET Framework のインストール」を参照してください。

[2]Windows RT セキュリティ更新プログラムは Windows Update からの提供となります。

影響を受けないソフトウェア

ソフトウェア
Microsoft .NET Framework 1.0 Service Pack 3:
Microsoft .NET Framework 1.1 Service Pack 1
Microsoft .NET Framework 3.0 Service Pack 2
Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1

適用できないソフトウェア

ソフトウェア
Server Core インストール オプション
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)

更新プログラムに関する FAQ

脆弱性の情報

深刻度および脆弱性識別番号

XML デジタル署名のなりすましの脆弱性 - CVE-2013-1336

認証バイパスの脆弱性 - CVE-2013-1337

更新プログラムに関する情報

検出および展開ツールとガイダンス

セキュリティ更新プログラムの展開

関連情報

謝辞

この問題を連絡し、顧客の保護に協力してくださった下記の方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。

  • XML デジタル署名のなりすましの脆弱性 (CVE-2013-1336) を報告してくださった Context Information Security の James Forshaw 氏

Microsoft Active Protections Program (MAPP)

お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。このような保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報については、Microsoft Active Protections Program (MAPP) パートナーに記載されている各社の Web サイトを参照してください。

サポート

このセキュリティ更新プログラムに関するヘルプとサポートを受ける方法

免責

この文書に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation 及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation 及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • V1.0 (2013/05/15):このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • V1.1 (2013/05/30):このセキュリティ情報ページを更新し、「適用できないソフトウェア」の表を追加し、更新プログラムがインストールできない .NET Framework がインストールされているプラットフォームを明確にしました。