SQL Server の停電対策更新日: 2011 年 3 月 23 日 |
電力の緊急逼迫により実施される計画停電時には、サーバーをあらかじめシャットダウン (電源オフ) しておくことが推奨されます。それと同時に、予定時刻より早く停電となってしまった場合に備えて SQL Server のバックアップをあらかじめ取得しておくことが推奨されます。
本文書では「SQL Server が稼働するサーバーを安全に停止する方法」および「停電に備えてSQL Server のバックアップを取得する方法」について記載します。以下、各種情報を参照のうえ、計画停電への備えをお願いいたします。
ご注意
参考
サーバー管理者/データベース管理者に必要な包括的な情報に関しては下記ページに別途まとめられております。
SQL Server は Windows Server と連携できるよう開発が行われており、SQL Server の起動や停止は Windows Server の起動や停止と連動して行えるようになっています。本文書では、できるだけ安全に (停電復帰後に特別な処理なく軌道が行えるように) SQL Server が稼働するサーバーを停止する (以下、サーバーを停止する) 手順を案内します。
大容量のメモリを搭載しているサーバーは停止に際して時間がかかりますし、外部ストレージを利用しているサーバーはサーバーの停止の前に外部ストレージの電源を切ってしまうと SQL Server のデータを失ってしまうこともあります。下記ご留意のうえ、サーバーの停止作業を実施ください。
サーバーの停止方法は
になります。
管理者としてサーバーにログインし、「スタート」メニューから「シャットダウン」を選択してください。Windows Server をご利用の場合、下記の画面になります。
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図 1: Windows Server 2008 R2 シャットダウン画面
下記のような警告画面が表示されますので、オプションで該当する項目を選択し、「XX 月 XX 日計画停電」と入力し、OK をクリックしてください。下記画面のように「その他 (計画済)」を選択した場合、コメントを入力しないと OK がクリックできませんのでご注意ください。
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図 2: Windows Server 2008 R2 のシャットダウンに伴う警告画面
Windows Server で自動的に内部アプリケーションを正常終了させ、サーバーのシャットダウン処理を行い、サーバーの電源が切れます。
サーバーの停止を確認したら、サーバーに接続されている外部ストレージ機器を停止してください。サーバーの停止前に外部ストレージ機器を停止すると、ディスクに書き込まれていないデータが失われてしまう可能性がありますので、必ずサーバーが停止したのを確認したのちに外部ストレージ機器の停止を実行してください。
参考
計画停電から復帰後、SQL Server が稼働するサーバーを起動するためには、下記の順番で機器の電源を入れてください。
サーバーが正常に起動したのを確認するため、管理者として Windows Server にログインし、イベント ビューアーでエラーが発生していないか確認ください。
予期せず停電となってしまった場合、ごくまれに SQL Server が正常にデータをディスクに書き込めず、一部のデータを失ってしまう場合があります。このようなデータの損失を防止するために、SQL Server ではデータベースのバックアップを取得するための機能が標準で提供されています。また、このバックアップは SQL Server のツールを利用することで、数回のクリックで実行することもできます。詳しいバックアップの手順は、それぞれご使用中の SQL Server のバージョンにあわせて以下の資料をご参照ください。
なお、取得したバックアップは、可能な限り高速なポータブル USB ハードディスクや高速な USB メモリなどの外部媒体に保存することを推奨します。
今回の停電に備えて初めてバックアップを取得される方は、以下の資料を参照のうえ、リカバリ手順についても確認ください。
SQL Server 2008 R2
SQL Server 2008
SQL Server 2005
SQL Server 2000
上記の情報をご参照のうえ、安全に計画停電を迎えられるよう準備をお願いいたします。