クロール ログの操作

クロール ログは、クロール コンテンツのステータスに関する情報を追跡します。このログを使用して、クロール コンテンツがインデックスに正常に追加されたかどうか、クロール コンテンツがクロール ルールによって除外されたかどうか、またはインデックス処理がエラーの発生によって失敗したかどうかを検証できます。クロール コンテンツに関する追加情報 (最後に成功したクロールの時刻、コンテンツ ソース (複数存在する可能性があります)、使用されたコンテンツ アクセス アカウント、およびクロール ルールが適用されたかどうか) も記録されます。

クロール ログにフィルタを適用して、表示するデータを制御できます。これにより、探しているデータを見つけるためにすべてのデータを調べる代わりに、フィルタを適用して関心のあるデータだけを表示できるので、クロール ログを管理しやすくなります。

クロール ログ オブジェクト モデル

クロール ログ クラスは、Microsoft.Office.Server.Search.dll 内の Microsoft.Office.Server.Search.Administration 名前空間にあります。

LogViewer オブジェクトを使用して、クロール ログ データを取得できます。LogViewer オブジェクトの MaxDaysCrawlLogged プロパティを使用して、クロール ログにデータを保持する最大日数を設定できます。

クロール ログ データ

クロール ログのデータを操作するには、この目的のために使用されるすべてのフィルタを含む CrawlLogFilters オブジェクトを使用します。このオブジェクトは、以下を対象とするフィルタを追加できる 4 つのオーバーロードがある AddFilter メソッドを含みます。

  • すべての整数プロパティ (startAt、TotalEntries、MessageId など)

  • ログ時刻

  • メッセージの種類

  • URL

See Also

参照

Microsoft.Office.Server.Search.Administration.LogViewer

Microsoft.Office.Server.Search.Administration.CrawlLogFilters

概念

コンテンツを管理する

エンタープライズ検索管理オブジェクト モデルを使うにあたって