概要
「Windows 9x か Windows NT に読み込まれる DLL がわかるユーティリティはありませんか」という問い合わせをよく受けます。最近までは「ありません」と答えていましたが、その情報を表示する Windows NT Resource Kit の tlist というツールを見つけました。そこで私は、tlist の無償版 ListDLLs を記述することにしました。無償版ですが、tlist と異なり、ListDLLs では、読み込まれたモジュールのベース名だけでなく、完全なパス名も表示することができます。また、対応するディスク上のファイルとバージョン番号が異なる、読み込まれた DLL にフラグを設定します (この動作は、プログラムで DLL が読み込まれた後にファイルが更新されたときに発生します)。また、DLL がベース アドレスに読み込まれていないことが原因で再配置された DLL を識別できます。
また、このプログラムの GUI ベースのバージョンである、Process Explorer を Sysinternals からダウンロードすることもできます。
インストール
ListDLLs を実行可能なパスにコピーして、「listdlls」と入力します。
マイクロソフト サポート技術情報の記事
次のマイクロソフト サポート技術情報の記事では、さまざまな問題の診断やトラブルシューティングを行うためのツールとして ListDLLs について言及しています。
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ListDLLs のダウンロード
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