Windows XP MODE (入門編)

山田 章夫 (MS MVP Client Operating System Windows Desktop Experience)


1 | 2 | 3

Windows 7 コラム今回は RC 版から追加された XP MODE の話になります。この話は山田が担当させていただきます。

追加されたといってもデフォルトでインストールされた機能ではなく、2 つのモジュールをインストールする必要があります。また、対応するのはすべてのバージョンのWindows 7 ではなく、Professional、Enterprise、Ultimate のバージョンが予定されています。
ハードディスクが Windows XP Mode のインストール用に 2 GB。さらに、仮想 Windows 環境用に 15 GB のハード ディスク空き領域になります。
また、Windows Virtual PC を稼働させるために。Windows Virtual PC では、AMD-V™ または Intel® VT (BIOS で有効に設定) が搭載された、ハードウェア仮想化に対応したプロセッサーが必要になります。パソコン自身は対応していてもデフォルトで無効になっているケースもありますのでパソコンのマニュアルを参照して BIOS 画面を出し、有効になっているか確認してください。

さて、実行に必要なモジュールは下記の 2 つになります。(なお、下記のリンクは今後製品版が出るまでに新しいモジュールが出て変更になる可能性もありますので注意してください) また、X86 版と X64 版がありますので注意してください。確認の仕方はスタート メニューよりコンピュータを右クリックしてプロパティを選び、システムの種類で確認ができます。

システムのプロパティ

[拡大図]


ダウンロード サイト

インストール作業

まずはダウンロードしたファイルをインストールする必要があります。
ダウンロードしたモジュールをインストールする順番はどちらから行っても動かすことは可能ですが、ウイザードの動きから先に Windows Virtual PC をインストールし、再起動後 Windows XP Mode をインストールしたほうがいいようです。

Windows Virtual PC のインストール

次に Windows Virtual PC のインストールを行います。
Windows6.1-KB958559-x64.MSUu (Windows6.1-KB958559-x86.MSU) を実行します。

Windows Update スタンダアロン インストーラー

「Windows Update スタンダアロン インストーラー」の画面が出るのでそのまま「はい」を押します。

更新プログラムのダウンロードとインストール

[拡大図]

「更新プログラムのダウンロードとインストール」の画面はライセンス条項の内容を確認して「同意します」を押します。

「インストール完了」の画面が出たら、「今すぐ再起動」を押し、コンピュータを再起動させます。

ブログにコピー

([Ctrl] + [C] でコピーしてください)

ページのトップへ