Windows 7 コラム XP Mode (番外編)

山田 章夫 (MS MVP Client Operating System Windows Desktop Experience)



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図 - 5 仮想ハードディスク作成の詳細画面

図 - 5 仮想ハードディスク作成の詳細画面 [拡大図]

作成が完了すると、仮想マシンの画面に先ほど名前を付けたマシン名が作成されます。

図 - 6

図- 6 [拡大図]

そちらをダブル クリックして起動し、通常の Windows Vista のインストールを行います。 なお、その際、Vista 側のユーザー名とパスワードと Windows 7 側のユーザー名、パスワードを同一にしておいたほうが良いようです。これは統合モードを使用する場合にホストのユーザー名をデフォルトで表示するため、同じにしておいたほうが良いでしょう。但し、コンピュータ名はホスト コンピュータと別にしておく必要があります。また、パスワードは必ず設定しないと統合モードが利用できなくなります。

統合機能コンポーネントのインストール

Vista をインストールしただけではただの Virtual PC としては使用できますが、まだまだ、Vista Mode のようには使うことはできません。統合機能コンポーネントをインストールし有効にすることで初めて Vista Mode のように使うことができます。
この統合モードを利用するには最低限、Windows Vista SP1 以上を適用する必要ありますが出来ればセキュリティ上で最新の修正モジュールまで適用してお使いになることをお勧めします。

図 - 7

図 - 7

統合コンポーネントのインストールには起動した Vista 画面の上部にある。「ツール」メニューの統合コンポーネントのインストールを選びます。

図 - 8

図 - 8

「Virtual PC 統合コンポーネントのインストールまたは更新」画面が出るのでそのまま「続行」を押します。

図 - 9

図 - 9

「自動再生」画面が出るので「Setup.exe の実行」を選びます。

図 - 10

図 - 10

「Virtual PC 統合コンポーネントのセットアップの開始」の画面はそのまま「次へ」を押します。