Windows® 7 標準クライアント イメージの作成手順:

6. ステップ 3. 標準カスタム イメージの作成

ステップ 2 で作成した標準クライアント環境をイメージ化します。イメージを作成するには、あらかじめ作成した Windows PE で参照コンピューターを起動し、ImageX を使用して標準カスタム イメージを作成します。作成したイメージ ファイルは、テクニシャン コンピューターに保存します。

  • 3.1. ImageX による標準カスタム イメージの作成

3.1. ImageX による標準カスタム イメージの作成

イメージの作成は、Windows AIK に含まれる ImageX コマンドを使用します。この手順では、Windows PE と ImageX ツールを使用して、参照コンピューターのイメージをキャプチャし、そのイメージをネットワーク共有に保存します。

手順
  1. 参照コンピューターに Windows PE メディアを挿入し、コンピューターを再起動します。
Windows PE メディアがない場合は、ステップ 1 の <1-2 起動可能な Windows PE メディアの作成> 手順を参照してください。
[コマンド プロンプト] ウィンドウが表示された画面 2. Windows PE が起動し、[コマンド プロンプト] ウィンドウが表示されます。
参照インストールのイメージをキャプチャーする際の入力画面

3. Windows PE メディア上にある ImageX ツールを使用して、参照インストールのイメージをキャプチャーします。
例えば、コマンド プロンプトで次のように入力します。

E:\imagex.exe /capture d: d:\Win7image.wim "Windows 7 Image" /compress fast /verify

  4. 指定した保存先に、カスタム イメージ ファイルが作成されます。
 

5. 作成されたカスタム イメージ ファイルをネットワークの場所にコピーします。Windows PE にはネットワーク サポートが用意されているため、この操作ができます。
例えば、コマンド プロンプトで次のように入力します。

net use y: \\DeploySV\images
copy d:\win7image.wim y:

保存先によっては、ネットワーク ドライブの接続に、ネットワーク資格情報が必要となる場合があります。適切なネットワーク アクセスのためのネットワーク資格情報を指定します。
ここでは、DeploySV というテクニシャン コンピューターに作成した Images という共有フォルダーにコピーします。書き込み可能な共有フォルダーが存在しない場合は、作成する必要があります。

ページのトップへ