ヒント: Windows PowerShell で行を編集するための基本的なヒントとショートカット
更新日 : 2011 年 4 月 19 日
Windows PowerShell コンソールには、現在の行を編集するための基本的な機能がいくつか用意されています。また、「Get-History」と入力してコマンドの履歴にあるすべてのコマンドを一覧表示したり、「Clear-History」と入力してコマンドの履歴をクリアしたりできます。Get-History コマンドレットを使用すると、コマンドがコマンド番号に基づいて一覧表示され、この番号を Ivoke-History コマンドレットに渡して、コマンドの履歴にある特定の番号のコマンドを実行できます。たとえば、次のコマンドでは、コマンド 35 が実行されます。
invoke-history 35
Windows PowerShell でサポートされている、行を編集するための便利なコマンドには、次のようなものがあります。
` (逆方向のアポストロフィ キー): 改行を挿入したり、リテラル文字を作成するエスケープ文字として使用します。パイプ文字 (|) を使用して改行することもできます。
Alt + Space + E キー: 範囲指定、コピー、貼り付け、すべて選択、スクロール、および検索のコマンドが用意されている、編集用のショートカット メニューを表示します。メニューが表示されたら、K キーを押して範囲指定、Y キーを押してコピー、P キーを押して貼り付け、S キーを押してすべて選択、L キーを押して画面バッファーをスクロール、F キーを押して画面バッファーのテキストを検索することができます。画面バッファーをクリップボードにコピーするには、Alt + Space + E + S キーを押して、Alt + Space + E + Y キーを押します。
Alt + F7 キー: コマンドの履歴をクリアします。
Ctrl + C キー: 後続の要求を中断したり、実行を終了したりします。
Ctrl + End キー: 行のカーソルが配置されている場所より後の文字をすべて削除します。
Ctrl + 左方向キー/Ctrl + 右方向キー: 1 文字ずつ左右に移動します。
Ctrl + S キー: 出力の表示を一時停止または再開します。
Delete キー/BackSpace キー: Delete キーを押すと、カーソルが置かれている位置にある文字を削除します。BackSpace キーを押すと、カーソルの左にある文字を削除します。
Esc キー: 現在の行をクリアします。
F1 キー: コマンド ライン上でカーソルを 1 文字右に移動します。カーソルが行の最後にある場合は、最後のコマンドの後に 1 文字挿入します。
F2 キー: 1 つ前のコマンド ラインで入力した文字のうち、指定した文字より前までをコピーして、新しいコマンド ラインを作成します。
F3 キー: 1 つ前のコマンド ラインのコンテンツを使用して、現在のカーソル位置から行の末尾まで、コマンド ラインを完成させます。
F4 キー: 現在のコマンド ラインの文字のうち、現在のカーソルの位置から指定した文字の前までを削除します。
F5 キー: コマンドの履歴を古い方にさかのぼります。
F7 キー: コマンドの履歴のポップアップ ウィンドウを表示して、コマンドを選択できます。方向キーを使用して、一覧をスクロールします。Enter キーを押して、実行するコマンドを選択します。また、右方向キーを押して、コマンド ラインにテキストを配置することもできます。
F8 キー: 入力したテキストに基づいて、コマンドの履歴を古い方にさかのぼり、コマンド ラインに入力されているテキストに一致するコマンドを表示します。
F9 キー: コマンドの履歴に含まれる特定の番号に対応するコマンドを実行します。F7 キーを押すと、コマンドの番号が一覧表示されます。
Home キー/End キー: 行の先頭または末尾に移動します。
Insert キー: 挿入モードと上書きモードを切り替えます。
左方向キー/右方向キー: 現在の行でカーソルを左右に移動します。
PageUp キー/PageDown キー: コマンドの履歴の先頭または末尾にあるコマンドにアクセスします。
右クリック: 簡易編集モードが無効になっている場合、範囲指定、コピー、貼り付け、すべて選択、スクロール、および検索のコマンドが用意されている、編集用のショートカット メニューが表示されます。画面バッファーをクリップボードにコピーするには、右クリックして [すべて選択] をクリックし、Enter キーを押します。
Tab キー/Shift + Tab キー: タブ拡張機能にアクセスします。
上方向キー/下方向キー: コマンドの履歴を新しい方または古い方にさかのぼります。
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