Spsearchdiacriticsensitive : Stsadm 操作 (Windows SharePoint Services)

操作名 : Spsearchdiacriticsensitive

説明

分音記号の区別設定を有効または無効にします。

分音記号の区別とは、検索サービスが 2 つの単語が異なるかどうかを決定する際に、分音記号 (いくつかの言語ではアクセント) がある文字を考慮することを意味します。分音記号の区別を有効にすると、検索結果には、検索用語があるドキュメントのみが含まれ、そこでは分音記号が一致しています。 分音記号の区別を無効にすると、検索用語があるドキュメントについて結果が返され、そこでは分音記号が存在する場合と存在しない場合があります。すべてのグローバル マーケットで分音記号の区別についての設定が同じになるとは限りません。

構文

stsadm -o spsearchdiacriticsensitive

[-setstatus]

[-noreset]

[-force]

パラメータ

パラメータ	値	必須/省略可能	説明
setstatus	次のどちらかの値です。 True False (既定値)	必須	値が True である場合、パラメータは有効です。値が False である場合、パラメータは無効です。
noreset	<なし>	いいえ	分音記号の区別を設定し、現在はすべてのコンテンツのリセットと再クロールは行わない場合、このパラメータを使用します。分音記号の区別設定を有効にする変更については、すべてのコンテンツのリセットと再クロールを行う必要があります。
force	<なし>	いいえ	このパラメータを有効にするには、クロールされたコンテンツをリセットしてから再クロールする必要があります。このパラメータは、対話式での確認が行われずにクロールされたコンテンツをリセットします。 重要 単一の検索サーバーがある場合、コンテンツ インデックスがリセットされ、コンテンツが再クロールされている間は、クエリ サービスのすべてがオフラインになります。

備考

spsearchdiacriticsensitive 操作では、インデックスは移動されません。特定の SSP のインデックスを構築する際に文字上の分音記号を区別するかどうかの設定を変更します。この操作を検索結果に反映させるには、インデックスを再構築する必要があります。インデックスを再構築しないと、クエリには分音記号の区別が変更される前に構築された古いインデックスが反映されます。

既定では、spsearchdiacriticsensitive 操作によってインデックスがリセットされます。標準的な方法でインテックスがリセットされたときに分音記号の区別が更新されるようにするには、noreset パラメータを指定します。