Import : Stsadm 操作 (Windows SharePoint Services)

操作名 : Import

説明

インストールされた Windows SharePoint Services 3.0 からサイトおよびサブサイトのデータをインポートします。

構文

stsadm -o import

-url <URL name>

-filename <インポート ファイル名>

[-includeusersecurity]

[-haltonwarning]

[-haltonfatalerror]

[-nologfile]

[-updateversions] <1-3>

[-nofilecompression]

[-quiet]

パラメータ

パラメータ 必須/省略可 説明

url

有効な URL ("http://*server name*" など)

はい

インポートする Web アプリケーションの URL です。

filename

–nofilecompression パラメータを使用する場合、ディレクトリを指定する必要があります。指定しない場合、任意のファイル形式が有効になります。

はい

インポート ファイルの名前です。

includeusersecurity

<なし>

いいえ

ユーザーのセキュリティ設定を維持します。

haltonwarning

<なし>

いいえ

警告が発生した場合はインポート処理を停止します。

haltonfatalerror

<なし>

いいえ

エラーが発生した場合はインポート処理を停止します。

nologfile

<なし>

いいえ

インポート ログ ファイルが生成されないようにします。このパラメータが指定されていない場合、import 操作によって、インポート パッケージと同じ場所にインポート ログ ファイルが生成されます。ログ ファイルは、ULS (Unified Logging Service) を使用します。

このパラメータを使用することをお勧めします。ただし、パフォーマンス上の理由により、ログ ファイルを生成しなくてもかまいません。

updateversions

次のいずれかのバージョンです。

  1. 現在のファイルに新しいバージョンを追加する (既定)

  2. ファイルとそのすべてのバージョンを上書きする (削除してから挿入)

  3. 移行先に存在する場合はファイルを無視する

いいえ

インポートするファイルが、既にそのサイトに存在する場合の状況を解決する方法を示します。-updateversions パラメータが存在しない場合、インポート操作では、既定で値 1 が使用されます。

nofilecompression

<なし>

いいえ

エクスポート パッケージのファイル圧縮を有効または無効にします。インポート パッケージは、-filename パラメータで指定されたフォルダに格納されます。パフォーマンス上の理由により、このパラメータを使用することをお勧めします。圧縮が有効になっている場合は、インポート処理をおおよそ 30% 向上させることができます。

quiet

<なし>

いいえ

インポートの進行状況情報をディスプレイ ウィンドウに出力するのを禁止します。ただし、最終的なインポートのステータス ("操作は正常に完了しました。") は表示されます。-quiet パラメータが指定されていない場合、import 操作によってパッケージをインポートしているときに、進行状況に関する情報が表示ウィンドウに表示されます。パフォーマンス上の理由により、このパラメータを使用することをお勧めします。これは、ディスプレイ ウィンドウのバッファは、ファイルの書き込みに比べて小さいためです。