Irmrmsusead : Stsadm プロパティ (Windows SharePoint Services)
説明
管理者が Windows RMS の場所を手動で指定するのではなく、Active Directory に保存される RMS サーバーの場所が Windows SharePoint Services 3.0 で使用されるように指定します。
このプロパティは、SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトの [Information Rights Management] ページにある [Active Directory で指定した既定の RMS サーバーを使用する] ユーザー インターフェイス設定と同じです。
構文
stsadm -o setproperty
-propertyname irmrmsusead
-propertyvalue {True | False}
[-url] <https://server_name>
getproperty 操作の構文は、次のとおりです。
stsadm -o getproperty
** propertyname irmrmsusead**
[-url] <https://server_name>
注意
-propertyname の代わりに -pn を、-propertyvalue の代わりに -pv を使用できます。
プロパティ値
以下の表に使用できる値を示します。
| 値 | 説明 |
|---|---|
propertyname |
プロパティの名前を取得または設定します。 |
propertyvalue |
True : Windows RMS の場所ではなく、Active Directory での場所を使用します。 False : Active Directory にあるサーバーの場所を使用しません。これは既定の設定です。 |
url |
通常、Web アプリケーションの URL へのパスであり、http://*server_name* 形式です。 |
例
Active Directory にある URL の場所を使用するには、次の構文を使用します。
stsadm -o setproperty -pn irmrmsusead -pv true
irmrmsusead プロパティの現在の設定を表示するには、次の構文を使用します。
stsadm -o getproperty -pn irmrmsusead