Createsite : Stsadm 操作 (Windows SharePoint Services)

操作名 : Createsite

説明

指定されたユーザーをサイト コレクション所有者およびサイト コレクション管理者として、指定された URL (Uniform Resource Locator) にサイト コレクションを作成します。

注意

createsite 操作では、新しいコンテンツ データベースは作成されません。新しいサイトに新しいコンテンツ データベースを作成する場合は、Createsiteinnewdb 操作を参照してください。

構文

stsadm -o createsite

-url <URL 名>

-owneremail <someone@example.com>

[-ownerlogin <domain\name>]

[-ownername <表示名>]

[-secondaryemail <someone@example.com>]

[-secondarylogin <domain\name>]

[-secondaryname <表示名>]

[-lcid <言語>]

[-sitetemplate <サイトのテンプレート>]

[-title <サイトのタイトル>]

[-description <サイトの説明>]

[-hostheaderwebapplicationurl <Web アプリケーションの URL>]

[-quota <クォータのテンプレート>]

パラメータ

パラメータ名 (省略形)

必須/省略可

説明

url

有効な URL 名 (http://server_name/explicit_inclusion、http://server_name/sites
/site_name など)

必須

サイト コレクションの作成先の URL。URL は、Web アプリケーションでの明示的な管理対象パスに対応しているか、Web アプリケーションでのワイルド カードを使用した管理対象パスの下位のパスに対応している必要があります。

owneremail (oe)

有効な電子メール アドレス (*someone@example.com* 形式)

必須

サイト所有者の電子メール アドレス。

ownerlogin (ol)

Windows 認証を使用する場合、有効な Windows ユーザー名は、"domain\name" のように、ドメイン名で修飾する必要があります。

フォーム認証が構成されている場合は、"*プロバイダ名:ユーザー名*" の形式でユーザー ID を指定できます。

ファームで Active Directory アカウント作成モードが有効になっていない場合、このパラメータは必須です。

ファームで Active Directory アカウント作成モードが有効になっている場合は、このパラメータを指定しないでください。Windows SharePoint Services 3.0 は、所有者の電子メール アドレスに基づいて Active Directory にサイト コレクション所有者アカウントを自動的に作成します。

サイト所有者のユーザー アカウント。

ownername (on)

有効な名前 ("Joe" など)

省略可

サイト所有者の表示名。

secondaryemail (se)

有効な電子メール アドレス (*someone@example.com* 形式)

省略可

代理サイト所有者の電子メール アドレス。

secondarylogin (sl)

Windows 認証を使用する場合、有効な Windows ユーザー名は、"domain\name" のように、ドメイン名で修飾する必要があります。

フォーム認証が構成されている場合は、"*プロバイダ名:ユーザー名*" の形式でユーザー ID を指定できます。

ファームで Active Directory アカウント作成モードが有効になっていない場合、このパラメータは必須です。

ファームで Active Directory アカウント作成モードが有効になっている場合は、このパラメータを指定しないでください。Windows SharePoint Services 3.0 は、所有者の電子メール アドレスに基づいて Active Directory にサイト コレクション所有者アカウントを自動的に作成します。

代理サイト所有者のユーザー アカウント。

secondaryname (sn)

有効な名前 ("Fred" など)

省略可

代理サイト所有者の表示名。

lcid

有効なロケール ID (英語の場合は "1033" など)

省略可

サイト作成時に使用される言語。

注意

SharePoint テンプレートのインストール言語以外の言語を使用する場合は、このパラメータを指定する必要があります。

注意

インストール時に指定された言語以外の言語でサイトを作成する前に、適切な言語テンプレート パックがインストールされていることを確認してください。

sitetemplate (st)

既定のインストールで使用できる有効な値 :

  • STS#0 : チーム サイト

  • STS#1 : 空のサイト

  • STS#2 : ドキュメント ワークスペース

  • MPS#0 : 一般的な会議ワークスペース

  • MPS#1 : 空の会議ワークスペース

  • MPS#2 : 意思決定の会議ワークスペース

  • MPS#3 : イベントの会議ワークスペース

  • MPS#4 : 複数ページの会議ワークスペース

  • BLOG#0 : ブログ

  • WIKI#0 : Wiki サイト

注意

Addtemplate 操作を使用してテンプレートをセントラル テンプレート ギャラリーに追加する場合は、テンプレート名を GLOBAL#number として指定してください。number はテンプレート ID です。

省略可

新しく作成したサイトで使用されるテンプレートの種類を指定します。使用するテンプレートを指定していない場合、所有者はサイトを最初に閲覧する際にテンプレートを選択できます。

この値は、"名前#構成" の形式で指定してください。構成を指定しない場合は、既定で (たとえば STS では) 構成 0 が設定されます (STS#0 など)。使用可能なテンプレートの一覧をカスタマイズして、作成したテンプレートを含めることができます。カスタム テンプレートの一覧を表示するには、Enumtemplates 操作を使用します。

title (t)

有効なタイトル

注意

タイトルにスペースを含めるには、"New Site" のように引用符で囲みます。

省略可

新しいサイト コレクションのタイトル。

最大長は 255 文字です。

description (desc)

有効なテキスト文字列 ("これは説明です" など)

省略可

サイト コレクションの説明。

hostheaderwebapplicationurl (hhurl)

代替アクセスマッピング (AAM) を使用して Web アプリケーションに割り当てられた有効な URL ("http://サーバー名" など)

省略可

hostheaderwebapplicationurl パラメータが存在する場合、url パラメータはホスト名が付いたサイト コレクションの URL、hostheaderwebapplicationurl パラメータはホスト名が付いたサイト コレクションを保持する Web アプリケーションの URL です。

ホスト名が付いたサイト コレクションの詳細については、「ホスト名付きサイト コレクションを計画する (Windows SharePoint Services)」を参照してください。

quota

有効なクォータ テンプレート名 ("PersonalQuotas" など)

省略可

仮想サーバーに作成されるサイトに適用するクォータ テンプレート。