Max-file-post-size: Stsadm プロパティ (Windows SharePoint Services)

説明

任意のサイトに対するコンテンツ 1 回あたりのアップロードの最大許容サイズを指定します。

このプロパティは、SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトの [Web アプリケーションの全般設定] ページにあるユーザー インターフェイス設定の [最大アップロード サイズ] と同じ働きをします。

構文

stsadm -o setproperty

-propertyname max-file-post-size

-propertyvalue <MB 数 (MB)>

[-url https://server_name**]**

getproperty 操作の構文は次のとおりです。

stsadm -o getproperty

**   propertyname max-file-post-size**

[-url <https://server_name>]

注意

-propertyname の代わりに -pn を、-propertyvalue の代わりに -pv を使用できます。

プロパティ値

以下の表に使用できる値を示します。

名前

propertyname

プロパティの名前を取得または設定します。

propertyvalue

MB で表わされたアップロード サイズ。コンテンツは 1 つ以上のファイルで構成されますが、この設定を超えることはできません。既定値は 50 MB ですが、2 GB (2047 MB) までの任意の値に変更できます。

たとえば、サイズが 50 MB を超えるムービー ファイルをアップロードする場合、50 MB を超える適切な値に既定値を変更します。

url

一般的には、Web アプリケーションの URL パスを http://*server name*という形式で指定します。

備考

max-file-post-size プロパティで指定した値より大きいファイルまたはファイルのグループをアップロードしようとすると、エラー メッセージが表示され、ユーザーのファイルはアップロードされません。

既定では、max-file-post-size プロパティは 50 MB に設定されます。クライアントまたはサーバーでパフォーマンスまたは規模に関する問題が発生した場合は、この設定を調整して目標のパフォーマンスを達成する必要があります。

アップロードサイズを 200 MB に設定するには、次の構文を使用します。

stsadm -o setproperty -pn max-file-post-size -pv 200

最大ファイル ポスト サイズ プロパティの現在の設定を表示するには、以下の構文を使用します。

stsadm -o getproperty -pn max-file-post-size -url https://server_name