Backuphistory: Stsadm 操作 (Windows SharePoint Services)

操作名 : Backuphistory

説明

以前に実行したバックアップ操作や復元操作の履歴を表示します。バックアップ履歴のみの表示、復元履歴のみの表示、またはすべての履歴の表示を指定します。また、すべてのバックアップを検索する特定のディレクトリを指定できます。

backuphistory 操作は、致命的な状況に対応するためのバックアップ (完全または増分) にのみ使用します。サイト コレクション バックアップやボリューム シャドウ コピー サービス (VSS) バックアップの情報は表示されません。

構文

stsadm -o backuphistory

-directory <UNC path>

[-backup]

[-restore]

パラメータ

パラメータ 必須/省略可 説明

directory

次のいずれかの有効なパス :

  • C:\*folder_name*

  • \\*server_name*\*folder_name*

はい

致命的な状況に対応するためのバックアップによって作成された Windows SharePoint Services 3.0 のバックアップ パッケージが格納されているパスです。基本インストールの場合、ローカル ドライブのパスを使用できます (C:\Backup など)。ただし、Microsoft SQL Server 2005 を含む複数のコンピュータがインストールされた環境の場合、汎用名前付け規則 (UNC) の共有パスを使用して、SQL データベースと検索コンポーネントが同じ場所 (\\*computer_name*\volume\Backup など) に書き込まれるようにすることを強くお勧めします。複数のコンピュータで構成される環境で UNC パスを使用しないと、次のエラー メッセージが表示される場合があります。

"SqlException: バックアップデバイス 'c:\backup\spbr0000\0000000.bak' を開けません。オペレーティング システム エラー 3 (指定されたパスが見つかりません。)。

BACKUP DATABASE が異常終了しています。"

複数のバックアップ パッケージを同じ場所に格納できます。この場所は、stsadm -o backup 操作または stsadm -o restore 操作の -directory パラメータに渡すパスと同じになります。

backup

<なし>

いいえ

出力にフィルタを適用し、バックアップ操作のみの履歴が表示されるようにします。-backup パラメータと -restore パラメーターをどちらも指定しない場合、バックアップ操作と復元操作の両方の履歴が表示されます。

restore

<なし>

いいえ

出力にフィルタを適用し、復元操作のみの履歴が表示されるようにします。-backup パラメータと -restore パラメーターをどちらも指定しない場合、バックアップ操作と復元操作の両方の履歴が表示されます。