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ヒント: DHCP データベースをバックアップおよび復元する

DHCP サーバーでは、DHCP リースと予約に関する情報をデータベース ファイルに格納します。既定では、データベース ファイルは %SystemRoot%\System32\DHCP ディレクトリに格納されます。このディレクトリにある主要なファイルの用途は次のとおりです。

  • Dhcp.mdb: DHCP サーバーのプライマリ データベース ファイル
  • J50.log: サーバーで障害が発生した場合に、不完全なトランザクションの復旧に使用するトランザクション ログ ファイル
  • J50.chk: DHCP サーバーのトランザクション ログを切り捨てるのに使用するチェックポイント ファイル
  • Res1.log: DHCP サーバーの予約済みログ ファイル
  • Res2.log: DHCP サーバーの予約済みログ ファイル
  • Tmp.edb: DHCP サーバーの一時作業ファイル



DHCP データベースをバックアップする
%SystemRoot%\System32\DHCP フォルダーの Backup ディレクトリには、DHCP の構成と DHCP データベースのバックアップ情報が格納されています。既定では、DHCP データベースは 60 分ごとに自動バックアップされます。DHCP データベースを手動でバックアップするには、次の手順を実行します。

  1. DHCP コンソールで、バックアップするサーバーを右クリックし、[バックアップ] をクリックします。
  2. [フォルダーの参照] ダイアログ ボックスで、DHCP データベースのバックアップを保存するフォルダーを選択して、[OK] をクリックします。


DHCP のバックアップの場所とタイミングや、DHCP の他の設定を制御するレジストリ キーは、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\DHCPServer\Parameters にあります。

次のレジストリ キーでは、DHCP データベースとバックアップ構成を制御します。

  • BackupDatabasePath: DHCP データベースの場所を設定します。このオプションは、[DHCP のプロパティ] ダイアログ ボックスを使用して設定します。[詳細設定] タブをクリックして、必要に応じて [データベースのパス] ボックスにデータベースのパスを指定します。
  • DatabaseName: プライマリ DHCP データベース ファイルの名前を設定します。既定値は Dhcp.mdb です。
  • BackupInterval: DHCP クライアント情報のデータベースをバックアップする頻度を指定します。既定では 60 分ごとにバックアップされます。
  • DatabaseCleanupInterval: DHCP サービスで、有効期限が切れたレコードを、DHCP クライアント情報のデータベースから削除する頻度を指定します。既定では 4 時間ごとに削除されます。



DHCP データベースをバックアップから復元する
サーバーがクラッシュして復旧を行う場合、DHCP データベースを復元してから、設定を調整しなければならないことがあります。DHCP でバックアップからデータベースを復元するには、次の手順を実行します。

  1. 必要に応じて、アーカイブから %SystemRoot%\System32\DHCP\Backup ディレクトリの適切なコピーを復元します。その後、DHCP コンソールを起動して、復元するサーバーを右クリックし、[復元] をクリックします。
  2. [フォルダーの参照] ダイアログ ボックスで、復元するバックアップが保存されているフォルダーを選択して、[OK] をクリックします。
  3. データベースを復元している間は、DHCP サーバー サービスを停止します。そのため、一時的に、DHCP クライアントは、DHCP サーバーに接続して IP アドレスを取得できなくなります。


出典: William R. Stanek 著『Windows Server 2008 Administrator’s Pocket Consultant, Second Edition (英語)』(Microsoft Press、2009 年)