Office 2013 のインターネット プロトコル バージョン 6 のサポート
適用先: Office 2013
トピックの最終更新日: 2016-12-16
概要: Office 2013 アプリケーション、Project 2013、および SharePoint Designer 2013 の Internet Protocol version 6 (IPv6) アドレス指定情報を提供します。
対象ユーザー: IT 担当者
Office 2013 アプリケーション:
Access 2013
Excel 2013
InfoPath 2013
OneNote 2013
Outlook 2013
PowerPoint 2013
Publisher 2013
Visio 2013
Word 2013
その他の Microsoft 2013 アプリケーション:
Project 2013
SharePoint Designer 2013
この記事の内容 :
インターネット プロトコルがサポートされる環境
ユーザーのシナリオ
インターネット プロトコルがサポートされる環境
Windows XP Service Pack 3 (SP3) で実行される Office 2013 のアプリケーション、Windows Vista、Windows 7、または Windows 8 では、次の環境をサポートしています。
完全な Internet Protocol version 4 (IPv4)
IPv4 と IPv6 の混在
完全な IPv6
Windows 環境では、「混在」 として定義できる環境として、以下のいずれかのシナリオが考えられます (ただし、これだけに限りません)。
この環境では、IPv4 プロトコルと IPv6 プロトコルの両方を実行できます。
一部のクライアント コンピューターは IPv4 を使用しており、一部のクライアント コンピューターは IPv6 を使用しています。
クライアント コンピュータでは IPv4 を使用していますが、SQL Server 2005 を実行しているコンピュータでは IPv6 を使用しています。
また、Office 2013 アプリケーションの各ユーザー インターフェイス (UI) では、IPv4 と IPv6 の両方のアドレスの表示がサポートされています。
ユーザーのシナリオ
Office 2013 アプリケーションは、Windows オペレーティング システムでのサポートに合わせて IPv6 アドレス方式をサポートしています。IPv6 環境、IPv4 環境、および混在 IP のどの環境でも、ユーザーは、ネットワーク上の場所を参照したり、オブジェクト、画像、およびファイルをオープン、保存、公開、挿入したり、データ ソースを開いたり、共有ワークスペースにアクセスしたり、ネットワーク パスからドキュメントの更新を取得したり、以下のいずれかを使用する他のタスクを実行することができます。
汎用名前付け規則 (UNC)
サーバー名 (この場合、ドメイン ネーム システム (DNS) で IPv6 のアドレスが使用されます (例 : \\server\share))
HTTP (ハイパーテキスト転送プロトコル)
HTTPS (HTTP over SSL)
ファイル転送プロトコル (FTP)
リテラル アドレス
特定のシナリオやアプリケーションにおける IPv6 のサポートの詳細については、以下のリソースを参照してください。
リテラル アドレスを使用する方法については、「IP バージョン 6 のサポート」を参照してください。
Microsoft SharePoint 製品とテクノロジでの IPv6 のサポートの詳細については、「SharePoint 2013 の IP サポート」を参照してください。
互換性、インストール、およびアドレスの指定など、IPv6 に関する情報については、「IPv6 - テクノロジの概要」を参照してください。